太武朗工房
江戸切子 籠目紋 しずく一輪挿(江戸紫)
税込22,000円
賛美と憧れの対象として平安時代に全盛期を迎えた紫色は、江戸時代には、東西に京紫と江戸紫という色調が生まれました。江戸紫は紫の持つ「高貴さ・めでたさ」に加え、江戸の庶民に親しまれた歌舞伎に用いられたことで「粋」を表す色としても愛されて来ました。その東の美しい江戸紫色を用いた江戸切子は昭和時代の初めから作られています。切子とはガラス器に施されたカット模様のことを指し、凡そ200年前より伝えられてきた伝統工芸のひとつです。この品物は、日本国産の色被せガラスを使用し、江戸切子職人によりひとつひとつ手づくりで仕上げられた、贈りものとしても空間を彩るインテリアとしてもおすすめのひと品です。