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#お中元

お中元のお返しは必ず必要?お礼状やお返しの品物の相場などを徹底解説

2023年6月28日

お中元のお返しは必ず必要?お礼状やお返しの品物の相場などを徹底解説
※画像はイメージです

夏に日頃の感謝を品物に託して贈り合う、お中元。お世話になった方や目上の人への贈りものだけに、マナーを知って失礼のないように贈りたいものです。何を贈ったらいいか、いただいたらどうしたらいいかを悩んでいらっしゃる方に。ここでは贈る時期やお返し、のし、お礼状などのマナーをはじめ、人気の高いお品もご紹介します。ぜひ、お中元の選び方やお礼状の送り方、お返しの品物選びの参考にしてください。

#01 お中元とは?

お中元は古代中国の「三元」と称される、1月15日の「上元」、7月15日の「中元」、10月15日の「下元」の日に祖先にお供え物をし、身の穢れを清めたことに由来するといわれています。この風習が日本に伝わり「中元」がお盆に重なることから、日本古来の先祖供養と融合。江戸時代には現代のように感謝を込めた贈りものに変化し、お世話になっている方への夏のご挨拶となりました。

お中元を贈る時期は?

贈る時期は地方によって異なります。首都圏では7月上旬から7月15日頃までとされていましたが、最近では6月下旬から贈るのが一般的となっています。首都圏以外は7月上旬から8月15日までの期間。この時期を過ぎると、のし紙(掛紙)の表書きが変わってきます。8月8日頃の立秋までは「暑中お伺い」「暑中御見舞」、立秋を過ぎたら「残暑御見舞」「残暑お伺い」に。毎年贈るのがお中元の習わしですから、今年だけ贈りたいという相手には「御礼」の表書きで贈りましょう。

  • 高島屋オンラインストアでは「暑中お伺い」「残暑御見舞」ののし紙(掛紙)をご用意しております。
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#02 お中元をもらったら、お返しはどうするべき?

お中元は基本的に、目下の方から日頃の感謝の気持ちを込めて目上の方に贈るもの。お返しの必要はありませんが、親しい間柄や目上の方から贈られた場合は、お返ししてもよいでしょう。品物を贈らなくても、お礼状を送るのがマナー。ここからは、お礼状の基本的な書き方やお返しを贈る際に気をつけたいことなどをご紹介します。

お中元のお礼状を贈る場合

お礼状には「贈りものを確かに受け取りました」と伝える意味合いもあります。その上で感謝の気持ちとお礼を伝えましょう。友人なのかビジネスの取引先なのかなど、贈ってくれた相手によって内容は異なりますが、お礼状に欠かせない要素は次の3つです。

  • 贈りものを受け取ったことを伝え、感謝の気持ちを述べる
  • 贈りものの感想や家族(職場なら社員一同)も喜んでいることを伝える
  • 贈ってくれた相手を気遣う(健康など)文章を添える

基本を押さえて心を込めれば、必ず相手に気持ちが伝わるお礼状となることでしょう。また、お礼状を送るタイミングも大切。郵便の場合、届いた当日か翌日がベストですが、遅くとも3日以内に送付するよう心がけましょう。急用で忙しく、すぐに出せない場合は電話かメールでお礼を伝え、1週間以内にはお礼状を出すのがマナーです。

お中元のお礼状の
マナーについて
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お中元のお返しの品を贈る場合

目下の方からいただいたのならお礼状だけで構いませんが、目上の方からいただいた場合や高額な品物が届いた際には、お中元として贈っても、お返しとしてお届けしてもよいでしょう。お返しもお中元のマナーに則って、のし紙(掛紙)は紅白5本蝶結びを。表書きは、贈る時期に合わせて「お中元」「暑中お伺い」「暑中御見舞」「残暑お伺い」「残暑御見舞」から選びます。のし紙(掛紙)に名入れする際にも、マナーがあります。一般的に個人の場合は、上段の表書きに対して、下段に名前を姓のみ小さめに書き入れましょう。

お中元の熨斗の
マナーについて
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#03 お中元のお返しの相場の金額は?

目上の方にお中元として贈るなら、金額の目安は3,000円〜5,000円。夏にぴったりな涼感のある和洋菓子やビール、ドリンクなどが人気です。特にお世話になった方には、1万円以上の品物を贈ることもあります。
目上の方にお返しを贈る際には、いただいたものより高額なものを贈るのは失礼にあたりますので、注意してください。
親しい友人や同僚、兄弟などの場合は、同額程度の品がおすすめ。高価なものは、相手の負担にもなりかねません。これからも良好な関係が続くよう、心を配りたいものです。

#04 何を贈るか迷ったら参考にしたい、お中元の人気商品

お中元はもともとお供え物に由来したこともあり、贈りものは食品が人気ですが、相手に喜んでいただくことが大切。食品以外のアイテムを贈っても問題ありません。
夏のご挨拶として人気が高い品は、旬のフルーツ。メロンやスイカ、桃、マンゴーなどが代表的です。また、そのフルーツを使った和洋菓子も人気。アイスクリームやゼリー、水羊羹など涼しげなスイーツもよく選ばれています。
素麺や蕎麦といった麺類や、夏のスタミナ食・鰻も喜ばれるようです。アイスコーヒーやビール、サイダーなども定番人気アイテムです。食品以外では、夏らしい七夕や花火、金魚などのモチーフをあしらった日用品もおすすめです。

#05 まとめ

ここでは、お中元をいただいた際のお礼状やお返し、お中元の人気商品をご紹介しました。ギフトには、気持ちを贈り合う意味合いもあります。基本的なマナーを知って、日頃お世話になっている方や大切な方とのお付き合いを、これからも大切にしたいものですね。

※贈答のマナーやしきたりには諸説あり、また各地・各家の伝統やならわしによって異なる場合がございます。
※のし紙(掛紙)のイラストは、表書きのうち代表的なものを記載しています。

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