
#01 お中元・お歳暮のお礼に関する基礎知識
贈りものをいただいた時、お礼状を送ることは大切なマナーです。けれども毎年継続されることが多いお中元・お歳暮の場合は、つい、お礼状を書くのを忘れてしまう方もいらっしゃるのでは?ここではお中元・お歳暮をいただいた時のお礼状のマナー、お礼状の書き方の例をご紹介します。
お中元とお歳暮の違い、贈り物を送る際のマナーや
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お中元・お歳暮のお礼状とは
お中元・お歳暮を手渡しでいただいた場合はその場でお礼もできますが、配送の場合、無事に届いたかどうかが送り主にとっては気になるものです。ですから、お礼状には「贈りものを受け取りましたよ」とお知らせする意味が第一にあります。そのうえで感謝の気持ちを伝えるために、お礼状を書くことをおすすめします。
お中元・お歳暮のお礼状を出すタイミング
郵便の場合、相手に届くまでに一定の時間がかかるので、遅くとも品物が届いてから3日以内には出すように心がけましょう。もちろん届いた当日か翌日に出すのがベストですが、すぐに出すことが難しい場合は、まず電話かメールでお礼を伝え、遅くとも1週間以内には送付しましょう。
お中元・お歳暮が届いたらお礼状だけ送ればいい?
品物が届いたら、お礼状を送りましょう。お中元は一般的に目上の方に、目下の方から「いつもお世話になり、ありがとうございます」という感謝の気持ちを込めて贈るものなので、お返しの必要はありませんが、お礼状は最低限のマナーです。ただし友人、同僚、兄弟などから贈られた場合は、お礼状のほかに同程度の品物をお返しするとよいでしょう。
お中元のお返しは必ず必要?お礼状やお返しの品物の
相場などを徹底解説
すでにお中元・お歳暮を手配した(贈っている)相手にもお礼状は必要?
お礼状には「贈りものを受け取りましたよ」という意味が含まれるため、こちらからすでにお中元・お歳暮を贈った相手に対しても、お礼状は必ず送るようにしましょう。お礼状を書くときは、いただいた品物への感謝や家族が喜んでいること、相手の健康を気遣う言葉を入れましょう。これらは、以後もよいお付き合いを願ううえで大切な要素です。