サステナビリティ

Sustainability

環境

グループ各社の取り組み

東神開発株式会社 [商業開発業]

東神開発(株)ホームページ

共存共栄、共創するサステナブルなまちづくり

東神開発は、立地創造から始まる商業施設開発を基本戦略とし、長期的な視点でまちづくりに取り組んできました。そして今、気候変動やマクロ環境の大きな変化に直面する中、SCというディベロッパーとしての「資質」と、街の中心に位置するSCの「場所性」を生かし、多様なステークホルダーの方々とともに「スマートコミュニティの創造」をめざしています。具体的には、私たちの資質や資産を最大限生かせる領域にフォーカスすべく、①クリーン&グリーンな人間活動環境の実現、②ロス低減によるサステナビリティ確保、③ユニバーサル化、ストレスフリー化、エコ社会化の推進、の3つをテーマとして設定し、SDGsの実現に向けた取り組みを進めています。

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グリーンインフラの整備

玉川高島屋S・Cの屋上庭園や周辺開発における建物の緑化、流山おおたかの森S・C別館におけるグリーンチェーンレベル認定2の取得、日本橋高島屋S.C.新館の都内最大級の屋上庭園の整備など、街や建物と緑の調和を大切にしながら取り組みを推進しています。緑化にあたっては、景観への視点もさることながら、植樹や樹木の保全によるCO2の削減効果にも留意します。

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「たまがわBOOKフリマ」による“地域コミュニティ”の創造

玉川高島屋S・Cでは“地域コミュニティの創造”に取り組んでいます。2022年は、“本好き”をテーマとしたコミュニティイベント「たまがわBOOKフリマ」を初めて開催し、2日間で100ブース以上の出店と 2,000名を超える来場者にお越しいただきました。
「大切にしていた本を捨てるのではなく次の使い手に渡すことができた」、「共通の趣味を持つ人、新たなジャンルを薦めてくれる人に出会えてうれしい」といった感想をいただき、お客様同士がつながり、語り合う様子が多くみられました。

  • たまがわBOOKフリマ

SCにおける食ロス削減の取り組み

なんばダイニングメゾンでは、テナント様の協力のもと、フレンチレストランなどで導入されている「スモールポーション」の仕組みを取り入れ、少量でのご注文や小分けでのご要望に対応するとともに、食べ切れなかったお食事の持ち帰りもできるようにしました。お客様からは「残さず食べ切れるので罪悪感が無く、フードロス削減にも貢献できる」と共感の声をいただいています。

株式会社アール・ティー・コーポレーション [レストラン業]

(株)アール・ティー・コーポレーションホームページ

環境に配慮したデリカテッセン販売容器

2021年東京・表参道に海外初店舗としてオープンした、ロンドン・ソーホー地区で人気のイタリアンデリカテッセン&レストラン「LINA STORES(リナストアズ)」と、日本橋高島屋S.C.食料品売場で展開している「フォションガストロノミ」では環境に優しいバイオマス容器を導入しています。
(フォションガストロノミは2024年12月下旬より導入予定)
リナストアズでは、サトウキビの搾りかすを原料とするバガスをテイクアウト用容器に使用し、フォションガストロノミでは、植物繊維を水で溶かし型に流し込んで成型したパルプモールドを惣菜販売用容器に使用しています。アール・ティー・コーポレーションでは持続可能な社会をめざしてサステナブルな店づくりを進めています。

リナストアズのテイクアウト用容器リナストアズの
テイクアウト用容器

従業員食堂におけるマイカップ持参キャンペーン

廃棄プラスティック削減に向け高島屋各店と協同し、当社が運営する高島屋各店社員食堂に併設のコンビニ 喫茶にて販売するアイスコーヒーなどコールドドリンク類のプラスチックカップの使用削減に向けて「マイカップ持ち込み割」を実施。従業員がマイカップやマイボトルを持参の場合は販売価格より10円引にて提供しています。来店従業員にマイボトルの持参を促す、啓蒙ポスターも作成しました。

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高島屋スペースクリエイツ株式会社 [建装業]

高島屋スペースクリエイツ(株)ホームページ

育林事業「高島屋スペースクリエイツの森」

「高島屋スペースクリエイツの森」は、従業員の提案による社会貢献事業として1992年の苗木募金からスタートしました。静岡県浜松市の自然休養林内の3.18ha(約1万坪)に約9,000本のヒノキや広葉樹を植樹、見事な森に再生した現在は、地元の森林組合に枝打ちや間伐などの維持管理を委託しています。この森は、大気中のCO2削減(226t-CO2/23年※想定実績)に大きく貢献するだけでなく、従業員の環境意識を高める存在にもなっています。木や森の恩恵を受けている私たちは、これからも感謝の気持ちを込めて森林育成活動を続けていきます。

1993年3月植樹前の森と2018年6月時点の森

1993年3月植樹前の森と2018年6月時点の森

エコ事業所認定

「エコ事業所」認定制度とは、事業活動における環境に配慮した取り組みを自主的かつ積極的に実施している事業所について、地方自治体が「エコ事業所」として認定するものです。

2009年2月に認証を取得した「エコアクション21」での環境に配慮した事業活動の一連の取り組みが評価され、「エコ事業所」として、札幌・仙台・名古屋・大阪・京都・広島・福岡の営業所が認定されました。今後も地球環境保全に向け、エネルギーや資源を効率よく使用し、環境負荷の低減に努めます。

エコ事業所認定

サイアム高島屋[百貨店業]

サイアム高島屋ホームページ

Taka Earth Care & Charity

「Taka Earth Care & Charity」は、サイアム高島屋が現在唯一の日系百貨店としてタイの社会へ貢献していくために2022年から行っている活動で、具体的には、タイの環境問題や、社会問題に対し自らが考え積極的なボランティア活動やチャリティーを行っています。
バンコク郊外のチャオプラヤ川河口に位置するマングローブの森の植林活動を実施した第1弾からスタート。2023年には、タイ国国境警察が運営する身寄りがなく国籍を持たない山岳民族出身のこどもたちをサポートしている施設であるバンタムヒン国境警備警察学校へ訪問し、こどもたちへのランチの提供、おもちゃや文房具などの寄付を実施しました。
当日はお取引先スタッフ含む、総勢125名の従業員がチャリティーへ参加し、ランチやデザート、おやつ、くじ引きなどのアクティビティを提供、記念としてタイサクラの木を植えました。

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ホーチミン高島屋 [百貨店業]

ホーチミン高島屋ホームページ

地域の皆様と共に取り組むエコ活動

ホーチミン高島屋では、毎年春に地球環境やエコをテーマにした店内装飾を行っています。今年は装飾の中に、電池のリサイクルボックスを設置。ご家庭で不要になった電池をお客様がお持ちになり、このボックスに入れると、リサイクル業者が回収していくというスキームになっています。当店のフェイスブックを見てこのリサイクルボックスのことを知ったBinhDuong省(ホーチミン市の北東に隣接する省)の小学校の生徒たちが、課外授業の一環として電池を集めてお店まで持ってきてくれました。その量はなんと40kg。一人ずつ丁寧にリサイクルボックスに電池を入れてくれました。

  • ホーチミン高島屋の従業員