サステナビリティ

Sustainability

環境

グループ各社の取り組み

東神開発株式会社 [商業開発業]

東神開発(株)ホームページ

お客様と共に推進するスマートコミュニティの実現

東神開発(株)では、「場所性を活性化・見える化するスマートコミュニティの創造」をサステナブルビジョンとして掲げ、多様な現代的課題を克服しながら、デベロッパーとしての資質と、街や地域といった唯一無二の「場所」がもつ素晴らしさを活かした、社会の幸福度を高める「スマートコミュニティ」の創造を目指しています。商業デベロッパーとしての資質を活かした取り組み領域として、3つのテーマを設定しており、その1つである<クリーン&グリーンな人間活動環境の実現>では、クリーンエネルギーの活用と、グリーンインフラの整備に力を入れています。日本政府の発表によると、日本国内のCO2排出の約8%は自家用車によるものといわれています。当社は脱炭素社会の実現に向け、お客様のEVシフトを後押しするため、SC駐車場におけるEV充電設備の拡充に取り組んでいます。また、EV充電器をご利用いただいた料金については、CO2削減や緑の調和を大切にした環境づくりに向け、ショッピングセンター内のさらなる緑化に利用しています。今後もさまざまな取り組みを通じ、お客様と共に、人と自然環境に優しいまちづくりを推進していきます。

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グリーンインフラの整備

玉川高島屋S・Cの屋上庭園や周辺開発における建物の緑化、流山おおたかの森S・C別館におけるグリーンチェーンレベル認定2の取得、日本橋高島屋S.C.新館の都内最大級の屋上庭園の整備など、街や建物と緑の調和を大切にしながら取り組みを推進しています。緑化にあたっては、景観への視点もさることながら、植樹や樹木の保全によるCO2の削減効果にも留意します。

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「たまがわBOOKフリマ」による“地域コミュニティ”の創造

玉川高島屋S・Cでは“地域コミュニティの創造”に取り組んでいます。2022年は、“本好き”をテーマとしたコミュニティイベント「たまがわBOOKフリマ」を初めて開催し、2日間で100ブース以上の出店と 2,000名を超える来場者にお越しいただきました。
「大切にしていた本を捨てるのではなく次の使い手に渡すことができた」、「共通の趣味を持つ人、新たなジャンルを薦めてくれる人に出会えてうれしい」といった感想をいただき、お客様同士がつながり、語り合う様子が多くみられました。

  • たまがわBOOKフリマ

SCにおける食ロス削減の取り組み

なんばダイニングメゾンでは、テナント様の協力のもと、フレンチレストランなどで導入されている「スモールポーション」の仕組みを取り入れ、少量でのご注文や小分けでのご要望に対応するとともに、食べ切れなかったお食事の持ち帰りもできるようにしました。お客様からは「残さず食べ切れるので罪悪感が無く、フードロス削減にも貢献できる」と共感の声をいただいています。

株式会社アール・ティー・コーポレーション [レストラン業]

(株)アール・ティー・コーポレーションホームページ

IoT技術を活用した食品廃棄物見える化の実証

レストラン・喫茶・給食事業など多様な飲食業を営む以上、食品ロスや食品廃棄の削減は優先的に取り組むべき重要課題です。従来より食材管理の徹底や発注精度の向上に取り組んできましたが、より効果的に分析を行い改善につなげるため、当社が運営する高島屋グループ本社ビルの社員食堂において、AIが食品廃棄物の画像解析を行い、ロス削減に向けた分析を行う「IoTダストボックス」を試験導入しました。一定期間実証を実施し、事業所で発生する廃棄食材の状況を細かく可視化・分析することにより、フードロス削減につなげてまいります。

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環境に配慮したデリカテッセン販売容器

当社の事業展開として昨年東京・表参道に海外初店舗をオープンした、ロンドン・ソーホー地区で人気のイタリアンデリカテッセン&レストラン「リナストアズ」。オープンから1周年を機にデリカテッセンのテイクアウトメニューを刷新、同時にテイクアウト用容器もバガス(サトウキビ搾汁後の残渣)をバイオマスとして活用したエコなものに変更しました。エコ先進国のヨーロッパのブランドらしく、持続可能な社会を目指してサステナブルな店づくりを進めています。

テイクアウト用容器テイクアウト用容器

従業員食堂におけるマイカップ持参キャンペーン

廃棄プラスティック削減に向け高島屋各店と協同し、当社が運営する高島屋各店社員食堂に併設のコンビニ 喫茶にて販売するアイスコーヒーなどコールドドリンク類のプラスチックカップの使用削減に向けて「マイカップ持ち込み割」を実施。従業員がマイカップやマイボトルを持参の場合は販売価格より10円引にて提供しています。来店従業員にマイボトルの持参を促す、啓蒙ポスターも作成しました。

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高島屋スペースクリエイツ株式会社 [建装業]

高島屋スペースクリエイツ(株)ホームページ

育林事業「高島屋スペースクリエイツの森」

「高島屋スペースクリエイツの森」は、職員の提案による社会貢献事業として1992年の苗木募金からスタートしました。静岡県浜松市の自然休養林に3.18ha(約1万坪)の土地を借り受けて、約9,000本のヒノキや広葉樹を植樹、見事な森に再生した現在は、地元の森林組合に枝打ちや間伐などの維持管理を委託しています。この森は、大気中のCO2削減に大きく貢献するだけでなく、社員の環境意識を高める存在にもなっています。木や森の恩恵を受けている私たちは、これからも感謝の気持ちを込めて森林育成活動を続けていきます。

  • 高島屋スペースクリエイツの森

エコ事業所認定

「エコ事業所」認定制度とは、事業活動における環境に配慮した取り組みを自主的かつ積極的に実施している事業所について、地方自治体が「エコ事業所」として認定するものです。

2009年2月に認証を取得した「エコアクション21」での環境に配慮した事業活動の一連の取り組みが評価され、「エコ事業所」として、札幌・仙台・名古屋・大阪・京都・広島・福岡の営業所が認定されました。今後も地球環境保全に向け、エネルギーや資源を効率よく使用し、環境負荷の低減に努めます。

エコ事業所認定

ホーチミン高島屋 [百貨店業]

ホーチミン高島屋ホームページ

地域の皆様と共に取り組むエコ活動

ホーチミン高島屋では、毎年春に地球環境やエコをテーマにした店内装飾を行っています。今年は装飾の中に、電池のリサイクルボックスを設置。ご家庭で不要になった電池をお客様がお持ちになり、このボックスに入れると、リサイクル業者が回収していくというスキームになっています。当店のフェイスブックを見てこのリサイクルボックスのことを知ったBinhDuong省(ホーチミン市の北東に隣接する省)の小学校の生徒たちが、課外授業の一環として電池を集めてお店まで持ってきてくれました。その量はなんと40kg。一人ずつ丁寧にリサイクルボックスに電池を入れてくれました。

  • ホーチミン高島屋の従業員