サステナビリティ

Sustainability

社会

グループ各社の取り組み

ホーチミン高島屋[百貨店業]

ホーチミン高島屋ホームページ

6月のPRIDE月間に合わせてLGBTQ+をテーマにVP

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ホーチミン高島屋では、6月のPRIDE月間※に合わせ、LGBTQ+やPRIDE月間についてベトナム語と英語で説明するボードや、LGBTQ+のシンボルであるレインボーフラッグをモチーフにしたフォトスポットをエントランスに設置しました。また、大きなハート型の台紙に思い思いの愛を表現できるコーナーや、愛に関するエピソードを自由に投函できるポストなど、お客様自身が参画できる空間づくりも行いました。このほか、各階のサインボードにもレインボーフラッグのデコレーションを施し、店内全体でプライド月間を盛り上げました。これらの取り組みはベトナム人スタッフによる発案で、SNSでも大きな話題となり多くのお客様にご来店いただきました。すべての人々が自分らしく生きられる社会の実現に向け、ホーチミン高島屋では今後もさまざまな発信を行っていきます。
※多様性や社会的公正性を称え、尊重するために設けられた啓発活動・イベント月間

日本人小学校「お仕事体験」を通じた地域交流

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ホーチミン高島屋では、地域との交流深める取り組みとして、24年11月にホーチミンの日本人小学校2年生90名を受け入れ、お仕事体験を実施しました。各班に分かれて、普段は見ることができない「高島屋の舞台裏」を体験いただきました。顧客チームでは開店時の迎客や包装体験を通して、高島屋ならではの丁寧なサービスを体験、食料品チームではパン作りや商品の陳列体験を通して、普段購入する商品の裏側について学習いただきました。また、従業員へのインタビューを通して、高島屋や仕事に対する理解を深めていただき、生徒さんからは「今度は家族で高島屋に行きます」といった温かいお言葉をいただきました。

サイアム高島屋[百貨店業]

サイアム高島屋ホームページ

スポーツを通じて地域の子どもたちと交流

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サイアム高島屋では、地域の子どもたちにスポーツのプロ選手と触れ合う機会の提供に取り組んでいます。2023年は2月と5月に、3人制バスケットボールのプロ選手とともに、バスケットボールクリニックを開催しました。3人制バスケットボールは東京オリンピックより正式五輪競技に採用され、タイでも昨年、国際バスケットボール連盟公認のプロリーグ(3BL Thailand)が発足、競技人口が増加し人気が高まっています。バンコクや地方でもアマチュア大会が頻繁に開催され、参加チーム数が1大会で100を超えることも珍しくありません。今後もタイでバスケットボールを楽しむ子どもたちに交流と非日常の場を提供し、その家族や友達が楽しく集える機会の創出に取り組んでいきます。

高島屋ファイナンシャル・パートナーズ株式会社[金融業]

高島屋ファイナンシャル・パートナーズ(株)ホームページ

金融ビジネスを通じて社会課題解決に貢献

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高島屋ファイナンシャル・パートナーズでは、日本橋店・横浜店・大阪店のタカシマヤ ファイナンシャルカウンターで、お客様の資産形成・万一の保障・相続などに関する相談を金融商品・サービスを通じて解決する事業を展開しています。我が国においては、超高齢社会への国民の備えの必要性や社会において家計金融資産が活かされていない等の背景から、2024年からの新NISA制度など資産運用立国の政策・取り組みが推進されていますが、社会全体としては基礎的な金融知識の不足や家計金融資産の半分以上を現預金が占めるといった状況に留まっています。高島屋ファイナンシャル・パートナーズでは、お客様と社会をつなぐプラットフォームとなるべく、百貨店の店頭にあるお客様にとって広く身近な存在としてタカシマヤ ファイナンシャルカウンターを運営し、当社アドバイザーによる最適なアドバイス・提案を通じたお客様の安定的な資産運用への貢献によって、本業を通じた社会課題の解決に取り組んでいます。また、高島屋ファイナンシャル・パートナーズでは、「資金調達をしたい企業」と「お金を貸して利回りを得たい投資家」を結ぶソーシャルレンディング(別名:貸付型クラウドファンディング)事業を2021年7月に開始し、累計13件(2024年10月時点)の案件を実施しています。事業者の資金調達ニーズとお客様の資産形成ニーズに応え、双方の橋渡し役を担い、融資を通じた社会 貢献を進めています。
高島屋では2024年6月、社会課題の解決をめざす非営利法人や研究機関へ必要な資金を届ける仕組み「FUKUWAKE」を構築し、ウェルス・マネジメントと社会貢献活動の融合を進めることで、より良い社会の実現をめざしているヴァスト・キュルチュール株式会社を子会社化しました。今後も、高島屋ファイナンシャル・パートナーズを中心に、高島屋グループとして金融ビジネスを通じた社会課題解決に貢献していきます。

株式会社センチュリーアンドカンパニー[人材派遣業]

センチュリーアンドカンパニーホームページ

障がい者への農業を通じた就業支援「100年農園」

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センチュリーアンドカンパニーでは、障がいのある方が楽しく、やりがいを持って働ける環境を提供する(株)エスプールプラスが運営する企業向け貸し農園(わーくはぴねす農園市原ファーム)に参画しています。農園を「100年農園」と名付け、ビニールハウス内の6区画を利用し、障がい者就業支援の一環として2013年8月からスタートし、契約社員(農園長1名と契約社員3名)が就業しています。「100年農園」のネーミングは社内公募によるもので、農園を長く継続させていきたいという農園勤務者の思いと社名の“センチュリー”= 1世紀(100年)のイメージが重なり決定しました。野菜作りは生活リズムを整え、自立にもつながる仕事の一つ。就業者が作物を育てることで責任感ややりがい、収穫できた喜びを感じることにつながっています。また、収穫した野菜は会社の福利厚生として従業員に配布され、喜ばれることが、就業者の更なるやりがいにも繋がっています。

株式会社エー・ティ・エー[広告宣伝業]

(株)エー・ティ・エーホームページ

「ベストタイパー」のスキル共有による働き方改革への取り組み

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事業領域拡大に向けた新たなチャレンジには、一人ひとりの業務効率向上が最優先課題であるとの認識のもと、当社は2023年度経営方針の重点項目として「タイパ向上」を設定しました。その実行性向上策の一つとして、「タイパ」にすぐれたメンバーを「ベストタイパー」として社員間投票で選出し、そのスキルを共有することで組織全体の業務効率向上を目指す取り組みを実施しました。「効率性・生産性、タイムコスト意識」「チャレンジ度」「業務量」「クライアント評価」「組織貢献度」等を視点とし、全社員投票を経て、「ベストタイパー」のベストイレブンと「選抜入り」9名の計20名が決定。ベストイレブンには社長から認定証が授与されました。

高島屋各店のWEB校正電子化による業務の効率化と環境負荷低減を両立する取り組み

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(株)エー・ティ・エーは、百貨店の広告制作を担う中、制作の過程において大量の紙資源を使用する実態を課題と捉え、校正業務の電子化を推進し、紙の使用削減に取り組んでいます。従来は、エー・ティ・エー(同社の職員)がテストアップした原稿を各店舗(の担当者)は紙に印刷、手書きで校正したものをスキャンしてメールで返信。
エー・ティ・エー(同社の職員)がその手書きの文字校正をタイプし直して校正するという煩雑な業務になっていました。その手順を電子化し、WEB上で直接校正・一元管理を行うことで、校正業務の効率化、校正ミスのリスク低減に加え、膨大な紙の使用削減による環境負荷低減に繋げています。