企業情報
Corporate Information
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グループ総合戦略「まちづくり」(以下、まちづくり戦略)により、消費環境の変化や、消費者の価値観・ニーズの多様化に対応し、お客様満足を追求してまいります。
まちづくり戦略には「街のアンカーとしての役割発揮」と「館の魅力最大化」という2つの考え方があります。
「街のアンカーとしての役割発揮」は、集客力のある商業施設をつくることで、人の流れを新たにつくり、街をより賑わせるという、アンカーとしての役割を発揮します。そして、地域社会と共生し続けることを目指すものです。
「館の魅力最大化」とは百貨店を中心に、東神開発の商業開発業、高島屋ファイナンシャル・パートナーズの金融業、アール・ティー・コーポレーションの飲食業など、グループのノウハウを結集し、お客様満足を追求した独自の次世代商業施設づくりを行うことです。
こうしたグループのシナジー発揮により、まちづくり戦略の最大効果発揮を目指します。
日本橋地域は、日本を代表する商業・文化の拠点として発展してきた街であり、当社は日本橋に出店して以来85年、その一翼を担ってまいりました。そして現在は、複数の大規模再開発が進められております。今後、日本橋エリアでは一層の就業人口増加が見込まれるとともに、湾岸エリアへの居住者も急増し、街の様相が劇的に変わり始めております。
このような中、当社は日本橋二丁目地区市街地再開発組合の一員として「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」を推進してまいりました。同事業は当社が推進するまちづくり戦略を象徴する事業であり、日本橋高島屋S.C.がエリアのアンカーとしてその役割を発揮し、街を活性化してまいります。
高島屋が長きにわたり大切にしてきた「暮らしの提案」を、時代性を加味しながら更に磨き上げ日本橋高島屋S.C.から発信することで、人々の暮らしに潤いと彩りを添える「美しい暮らし」を実現いたします。想定ターゲットは全国からご来店いただいている高島屋日本橋店のお客様に加え、増加傾向にある近隣商圏のオフィスワーカーや居住者、広域から日本橋に集まる国内外のツーリストを設定しております。
2018年9月、日本橋高島屋(百貨店)は、隣接する新館(専門店)、東館(専門店)、タカシマヤウオッチメゾン(百貨店)の4館が一体となった約66,000m²の新・都市型ショッピングセンター「日本橋高島屋S.C.」として生まれ変わりました。2019年3月に本館(百貨店)部分の改装が終了し、4館がそれぞれの役割を果たして三世代が一日中楽しめる商業施設を目指しております。
本館と東館、本館と新館はそれぞれ2本の連絡ブリッジと地下道で接続され、新館と本館の間の日本橋ガレリアが街の賑わいを創出しております。
日本橋ガレリア
新館、東館、日本橋ガレリアに面する専門店エリアは、日本初のショッピングセンターである玉川高島屋S・Cを開発したグループ会社の東神開発が管理・運営することで、従来の百貨店に新しい魅力を付加した商業施設を構築いたします。百貨店と専門店が一体となった事業推進により、より幅広くお客様ニーズに対応していくとともに、一つの館として調和のとれた高島屋としての商業施設を実現してまいります。
専門店ゾーンである新館は“日本橋生活者のための場の提供”がコンセプト。日本初上陸や商業施設初出店を含めた専門店計115店舗のラインアップが実現いたしました。出勤前に立ち寄れる平日朝7時30分から営業する店舗、23時まで利用できる飲食店、ヨガスタジオをはじめとするコト体験を提供する店舗などで、日本橋エリアを生活拠点とし暮らしを慈しみ楽しむ人々=「日本橋生活者」のニーズにお応えいたします。
本館(百貨店)には、百貨店が得意とするアイテム編集売場「ドレスアップクローゼット」「ギャラリー ル シック」などのほか「屋上庭園」「車寄せ」「高島屋史料館TOKYO」といった憩いのスペースや生活文化を発信する施設などが加わりました。日本橋高島屋S.C.は、憩う・学ぶ・出会う・装う・食す・歓ぶなど、日常の全てを満たす「まち」へと進化してまいります。
【名称】日本橋高島屋S.C.(日本橋高島屋ショッピングセンター)
【開業日】2018年9月25日
【施設概要】
用途 | 階数 | 売場面積 | |
---|---|---|---|
本館 | 百貨店、専門店 | 地下2階~8階 | 約46,000m² |
新館 | 専門店 | 地下1階~7階 | 約17,000m² |
東館 | 百貨店、専門店 | 地上4階、5階 | 約2,000m² |
ウオッチメゾン | 時計専門店 | 地上1階、2階 | 約800m² |
日本橋高島屋S.C.はこちら
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/index.html
タイは、東南アジアでシンガポールに次いで2番目の経済規模であり、その実質GDP成長率は約4%(※2018年)と高成長を維持しております。また、店舗が位置するチャオプラヤー川西側には、観光資源や高級ホテルが充実し、消費の牽引役となる高額所得者が多く居住するなど、今後も活発な消費活動が見込まれる有望なマーケットです。
そのような環境下、サイアム高島屋は、現地の有力企業であるサイアム・ピワット社とのパートナーシップのもと、タイ国内最大級の民間投資となる大型複合施設「ICONSIAM」の核テナントとして出店いたしました。「ICONSIAM」はバンコクを流れるチャオプラヤー川西岸に位置し、約9万m²の敷地面積に魅力的なショッピングモールや豪華な2棟のレジデンス、400mにも及ぶ「火と水」のショー等、タイの象徴的シンボルとなる大型複合施設となります。
サイアム高島屋の顧客層は、バンコクの富裕層をメインターゲットとしており、サブターゲットにはチャオプラヤー川西岸で成長著しい中間層、また、年間1,900万人を超えるツーリストも重要なターゲットとしております。コンセプトは「タイの最高と高島屋のフュージョン」。タイの新しいライフスタイルの提案を通じてタイの生活文化向上に貢献し、地域に根ざした店づくりを進めてまいります。
高収益な事業スキームを構築できたことにより、早期黒字化をめざしてまいります。
名称 | サイアム高島屋(SIAM TAKASHIMAYA) |
---|---|
開業日 | 2018年11月10日 |
出店場所 | 「ICONSIAM(アイコンサイアム)」内 |
売場面積 | 25,000m² |
フロア構成 | 地上7階 |
ブランド数 | 530ブランド |
商品構成 | 婦人・紳士ファッション、子供、リビング、食料品、レストランのフルライン展開 |
サイアム高島屋はこちら
https://www.takashimaya.co.jp/siam/index.html
国内外でその地域環境に合わせた最適な商業施設運営、それによる最大効果を発揮してまいります。
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