企業情報
Corporate Information
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当社グループのまちづくりは2つの考え方から成り立っています。
1つ目は「街のアンカーとしての役割発揮」であり、具体的には、当社施設を中心とした街の賑わいや人流創出、地域社会・ 行政との連携・共生などを意図しています。
2つ目は「館の魅力最大化」です。これはグループ各事業のノウハウを結集し、お客様のライフタイムバリューを追求した 当社グループならではの新たな商業施設づくりを推進することです。
私たちはこれまでも、国内外において上記の考え方に基づくまちづくりを推進してきました。
1969年11月、のどかな田園風景が広がっていた二子玉川に「玉川高島屋S・C」を開業。クルマ時代の到来に合わせ、洗車場施設や当時画期的であったドライブインシアターを展開するなど大きな話題となりました。
その後も、本館の増床や南館の新設など、時代と地域のニーズを見極めた継続的なリニューアルや周辺開発を通じて、二子玉川の街とともに成長してきました。
また、百貨店と専門店で構成される商業施設は、まさにグループ総合戦略「まちづくり」の原型となっています。水と緑の豊かな自然環境に恵まれた二子玉川の街に、人の流れを生み出し、今も街の発展に貢献し続けています。
1993年8月、高島屋にとっては初めての本格的な海外進出となるシンガポール高島屋S.C.を開業。百貨店と専門店が一体となったシンガポール高島屋S.C.は、シンガポールにおいての新たなSCの創造とも言えるものでした。
百貨店では、開店時のお出迎えや北海道展の開催など、日本流のおもてなしや日本ならではのコンテンツを導入する一方、現地の風土、生活様式に寄り添った雑貨重視の平場を構築することで、現地のニーズを積極的に取り入れ、徹底した現地化にも取り組んできました。また専門店でも、日本での経験を踏まえたきめ細やかな施設運営や商環境を意識したテナントミックスを推進しており、シンガポールで多くのお客様に支持されています。
現在ではシンガポールにおいて確固たる地位を築き、地元のお客様に「TAKA(タカ)」の愛称で親しまれ、さらにはシンガポール国内のみならず、周辺諸国からも多くのお客様にご来店いただける“街のランドマーク”へと成長しました。
2023年10月、高島屋京都店と、その隣接地に新たに開業した専門店ゾーン「T8」からなる「京都高島屋S.C.」が誕生。京都店が築き上げてきた「伝統」と「信頼」に、これまで取り扱いのなかったエンターテインメントやサブカルチャー、現代アートといった新たなコンテンツが加わることで、広域からのお客様や次世代のお客様など新たな顧客層の来店につなげています。
また、行政や地元企業との協力関係を構築し、京都河原町駅の地下通路に「京都高島屋S.C.」の入口や店舗を配置することで、お客様の利便性向上につなげ、駅界隈にこれまで以上の賑わいを創出しています。
国内外でその地域環境に合わせた最適な商業施設運営、それによる最大効果を発揮してまいります。
2007年
2016年
2018年