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冷凍食品ジャーナリストがお教えする、冷凍のススメ

2022年1月19日

冷凍食品ジャーナリストがお教えする、冷凍のススメ
※画像はイメージです

冷凍品は、いまやご家庭の冷凍庫と食卓に欠かせない商品です。そこで、冷凍品の専門家である山本純子さんに、『そもそも冷凍品とは?』『冷凍品を使うとこんなに便利』などのお話をしていただきました。皆様の食卓と暮らしを彩り豊かに広げる冷凍品の魅力的な世界へご案内します。

PROFILE プロフィール

山本 純子さん

山本 純子さん

冷凍食品ジャーナリスト。1981年冷凍食品新聞社入社。記者、編集長を経て2015年独立。冷凍食品情報サイト「エフエフプレス」を運営。TBS「マツコの知らない世界」、日本テレビ「ヒルナンデス!」をはじめ、TV、新聞、雑誌等多くのメディアに出演、執筆。冷凍食品の基礎知識やトレンドを紹介し活躍している。

#01 冷凍(凍結)とは、時空間を超越するシステムです。

『冷凍品ってとても便利!』『お気に入りの商品もたくさん!』でも一方で『鮮度や栄養はいまひとつでは?』などとお考えではありませんか?実は、食品を凍結して流通させる冷凍技術は、何も加工をしない食品やメニューそのままを、できるだけ同じ状態のまま保ち、時間と空間を超越させることができるシステムなのです。凍結すると食品中の水分は細かな結晶になって固まり、低温を保つことで食品そのままの状態がキープされます。そして適切な解凍でよみがえるという食品なのです。

#02 「手抜き」ではなく、「手間抜き」で毎日の調理を!

「手抜き」ではなく、「手間抜き」で毎日の調理を!
※画像はイメージです

冷凍品を使って調理することは「手抜き」では?と、お感じの方はいませんか?いえいえ、冷凍品を使うことは、「手間抜き」です。たとえば冷凍のお惣菜を作る現場は、いわば大きな台所。皆様が良い食材をお選びになってお求めになり、ご家庭で洗う、切る、煮る、焼くなどの調理過程を、皆様に代わって衛生的に行っています。手間をかけた食品や食材を凍結し、包装して、お手元にお届けしているのです。そして菌が繁殖しない温度帯で運ぶので腐りません。保存料が不要な優れた食品なのです。

#03 食品冷凍『新世紀』!

日本における冷凍品の歴史は、魚の凍結に始まり本年で約100年。業界では『新世紀』に入ったと言われています。昨年来の社会の劇的な変化により、ご自宅でお過ごしになられる方が増えたいま、初めて冷凍品をお求めになられたり、久しぶりに食べたというお客様も多く、そのおいしさや便利さに驚きの声が上がっていると聞きます。また、冷凍品があって「助かった!」という感謝の声も。冷凍品はいまや、毎日の暮らしに欠かせない食品!100年の時を経て、これからまだまだ進化を続けます。

#04 食品ロスを減らし、生ごみも出にくい冷凍品。

冷凍する最大のメリットは「腐らない」ということ。賞味期限は商品やメーカーによって異なりますが、冷蔵より長い期間、そのままの状態が保てるので、食品ロスのゼロ化、価格の安定にもつながります。また下処理・調理を施している冷凍のお惣菜は、家庭で生ごみが出ないというメリットもあります。また、レンジで調理する食品が増えていますが、これは便利なことはもちろん、調理にかける時間を短縮。さらに熱効率が良く、環境負荷も低くするという〝エコへの貢献〞という特長も生んでいます。

#05 まとめ

簡単で便利な冷凍グルメは、いまや定番。商品の説明書きをよく読んで、正しく解凍・調理いただくことが美味しく召しあがっていただくためのポイントです。 お惣菜の解凍方法はさまざまです。おもな方法をご紹介します。
・電子レンジで規定のワット数と時間で調理する
・オーブントースターやオーブンで調理する
・パッケージごと湯煎をする
・フライパンや網などで焼く
・鍋などで茹でる
・蒸し器などで蒸す
・天ぷら鍋やフライパンで揚げる
冷凍野菜は凍ったまま加熱調理ができます。冷凍果物は凍ったまま、または半解凍にてお召しあがりいただくのがおすすめです。
高島屋オンラインストアでは、特別な日やギフト用などにもピッタリな商品も豊富に取り揃えました。毎日のお食事づくりに、彩り豊かな食卓にぜひともお役立てください。

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