
GRAMERCY NEWYORK(グラマシーニューヨーク)
ニューヨークチーズケーキ(NC-10)
税込1,080円
新たな門出を祝してくれた方々に、感謝の気持ちを込めて贈る「結婚内祝い」。「内祝い」とは本来、おめでたいお祝いごとのあった家庭が身内とその幸せを分かち合うために贈り物を贈る風習。ですから、本来はお祝いをもらったかどうかにかかわらず、お祝いのお知らせを兼ねて贈り物をするのが通例でした。しかし、今では「いただいた結婚祝いに対するお返し」という考え方が一般的になっています。また、地域によってはお祝いをいただく前に内祝いを贈る風習など、独自のルールが存在することもあるので、身内の方に確認しておくと安心です。
さらに、結婚式に招待した方からお祝いをいただいた場合は、引き出物が内祝いに相当するので、あらためて結婚内祝いを贈る必要はありません。結婚式に招待しなかった方からお祝いをいただいた場合や、高額のご祝儀をいただき引き出物だけでは不十分な場合に、内祝いを贈るとよいでしょう。
また、職場のメンバー個人から、または職場一同として連名でいただいた場合は内祝いが必要ですが、会社からお祝い金としていただいた場合には内祝いを贈る必要はありません。
相場は、いただいた結婚祝いの半額から3分の1に相当する金額です。いただいた品物の金額をオンラインストアなどでチェックして、失礼のないように準備を進めましょう。
結婚式の1カ月後、もしくはいただいてから1カ月後までに贈るのが目安です。結婚式よりも前にいただいた場合も結婚式が終わってから贈ればOKですし、結婚式後にいただいた場合でも、そこから1カ月後を期限にすれば問題ありません。
とはいえ、慌ただしく時が過ぎ、「気づいたら、1カ月以上も経っていた……!」というようなことのないように。職場にはさまざまな価値観をもった人がいるので、期限はしっかりと守りましょう。
水引は、一度結ぶと両端を引っ張ってもほどけない「結びきり」と、簡単にほどくことのできる「蝶結び」の2種類ありますが、結婚内祝いには「一生涯結ばれる」という思いを込めて「結びきり」を使います。色は、紅白または金銀。本数は、10本のものを選びましょう。
また、のし紙の上には表書きとして、「内祝」「結婚之内祝」「寿」などと記すのが一般的。
表書きの下には名前を書きますが、その書き方は、結婚後の姓のみを記載するパターンのほか、夫の姓名の横に妻の名を併記する夫婦連名パターン、両家の姓を併記するパターンなど、さまざまあります。身内の方とよく相談して決めるのがベターでしょう。
日常的に顔を合わせることの多い職場関係者には、お祝いをいただいたタイミングに、まずは直接お礼や感謝の気持ちをしっかりと伝えることが鉄則。そのうえで、「後日、あらためてご挨拶をさせていただきます」と申し添えておくのもポイントです。
マドレーヌ、フィナンシェなどのしっとりとした食感の焼き菓子は、内祝いによく選ばれている人気の品です。特に職場への結婚内祝いとして定番となっているのが「ブランド店のお菓子」です。海外ブランドの洋菓子や有名老舗の伝統和菓子などは、幅広い層の人々に好まれるうえ、見た目にも華やかで、お祝いの品としての特別感もあります。百貨店やネット通販には、有名店のお菓子がずらりと並んでいますから、話題性のあるブランド店をチェックしてみるとよいでしょう。
「日本初上陸」「行列店の人気スイーツ」といったお菓子は、トレンド感もあってさらにおすすめ。パッケージにも力を入れているお店が増えていますから、「味よし、見た目よし」のお菓子を見つけたいものですね。「自分ではなかなか買えないけど食べてみたかった!」と相手に喜んでもらえたら、贈り手としても嬉しいものです。
なかには、ネット通販では取り扱いがなく、実際にお店に並ばないと買えない人気菓子もあります。希少性が高いだけに、より一層喜んでもらえること間違いなしです。平日のお客様が少ない時間帯を狙って訪ねてみましょう!
職場から連名でお祝いをいただいたら、お返しは個包装されたお菓子を選ぶのがベストです。メリットは、みんなで分けてもらいやすく、日持ちもするところ。最低でも1週間以上の賞味期限があるものを選びましょう。
いちご味やチョコ味など、いろいろなフレーバーが楽しめるタイプの詰め合わせ菓子は、相手に好き嫌いがあっても選びやすさが広がります。さらに、色使いもカラフルで見た目の良さもあるため、お祝いごとにおすすめです。
個別に内祝いを贈るときの定番スイーツといえば「バームクーヘン」。しっとりとした食感と、ふんわり口の中に広がる甘さが、多くの人に愛される理由です。また、何層にも重なる年輪のような形状は、まるで新しい家庭を築いていくふたりの人生の年輪を表しているようにも見えます。
最近は、メッセージを焼印してくれるサービスを提供するお店も増えています。「祝」「寿」「ありがとうございます」などと、気持ちを込めたメッセージを刻んでみては? オリジナル度がぐっとアップし、受け取った人もきっと満足することでしょう。
ちなみに、個包装されたものもありますから、こちらを職場への内祝いに選んでもよいですね。
和洋問わず、スイーツはみんなが喜ぶ贈り物。古くから親しまれる定番スイーツでも、こだわりの製法やサービスで各店が競い合い、オリジナリティあふれる商品がどんどん出てきています。その一方で、新しいスイーツもたくさん発表されています。堅苦しく考えず、有名店や最新のスイーツ情報を集めながら、楽しんでセレクトしてみましょう!