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還暦祝いにおすすめの人気プレゼントランキング3選!やってはいけないことも紹介

2023年7月19日

還暦祝いにおすすめの人気プレゼントランキング3選!やってはいけないことも紹介
※画像はイメージです

数え年61歳の「還暦」は、数え年111歳の「皇寿」まで続く長寿を願う最初のお祝いです。人生の節目となる年のお祝いですから、相手に心から喜んでいただきたいもの。縁起や古くからの言い伝えを大切にする方には、品物やメッセージの文章には気遣いが必要です。マナーを知ったうえで、敬う気持ちとともにお祝いを贈りましょう。

#01 還暦とはどういう意味?

「私は来年、還暦を迎えます」、「あの人は還暦を過ぎているらしいよ」「部長の還暦祝いの贈りものは、なににしよう?」など、耳にすることが多い「還暦」。もともとは数え年61歳の呼び名で、満年齢が一般的となった現在では60歳を指すことが多くなっているようです。「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)」の、12の干支は60年で一巡。数え年61歳で生まれた年と同じ干支に還るため、「還暦」と呼ばれるようになりました。
また、還暦は長寿をお祝いする「賀寿」の始まりの年齢でもあります。「賀寿」は中国の礼式から伝わり、日本特有の文化となっています。

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#02 還暦祝いの由来

還暦祝いは61歳の数え年で暦が一巡し、赤ちゃんに還ると考えられていたことにちなんでいます。医学が発展していなかった昔は、赤ちゃんが健やかに育つことは大変だったため、出産後には無事に育つよう「魔除けの色」とされていた「赤」の産着やちゃんちゃんこを着せたりする習慣がありました。そこで、赤ちゃんに還るとされた還暦を迎える人に、“赤いちゃんちゃんこ”を贈り長寿を祝う風習が根付いたようです。
現在では、60歳はまだまだ元気で若々しく、現役で働いている方も多いので、還暦は内輪だけでの祝い事をし、数え年70歳の「古希」くらいから皆で祝うことも増えています。
還暦のお祝いをする時期は厳密な決まりはありませんが、家族や親戚が集まる誕生日をはじめ、お正月、お盆などにお祝いをすることも多いようです。定年を迎えることの多い60歳で退職される方の場合は、ご勇退記念も兼ねてお祝い会を開催するケースもあります。

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#03 「死」「苦」「老い」は絶対に連想させない

「第2の人生のスタート」というイメージのある還暦のお祝いでは、避けるべきポイントがあります。まだまだ若々しい方に「老い」を連想させる贈りものや言葉は縁起が悪くタブーとされていますから、相手の気分を害してしまいます。むしろ、若さを感じさせる品物を贈る方が好まれているようです。また、お祝いや贈りもの全般に、「死」や「苦」を連想させるものもタブーです。

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#04 相手に配慮した手紙・スピーチを

贈りものに添える手紙やメッセージ、お祝いの会でのスピーチも「死」「苦」「老い」を連想させるのはタブーです。昔から数字の「4」は「死」と、「9」は「苦」と結び付くことから忌み数字とされています。日頃から縁起を大切にしている方には、特に気遣いが必要です。相手を敬う心や感謝の気持ちを、不快な思いをさせることなく伝えましょう。

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#05 還暦祝いの贈りもので気をつけること

プレゼントは相手に心から喜んでいただくことが理想です。還暦のお祝いにふさわしくない品物は避けることが大切。タブーを知って、贈る方も贈られる方も、人生の節目をお互いに心からお祝いしましょう。避けた方がよいアイテムを相手からリクエストされたり、欲しがっていた場合には、別の機会に贈るようにしましょう。※地域によって異なる場合がございます。

ここからは、避けたい品物をご紹介します。

・くし
「苦」「死」を連想される忌み言葉の組み合わせになり、相手に不快な思いをさせてしまいます。

・お茶
お香典のお返しなど弔辞の際に選ばれることが多いため、避けた方がよいでしょう。

・椿の花
椿は枯れると花ごと落ちることから「首から落ちる」「死」を連想されてしまいがち。還暦祝いはもちろん、お見舞いにも不適切な花です。

・老眼鏡
「老」という文字が相手に「老い」を感じさせてしまいます。ご本人からのリクエストや実際に欲しがっていたとしても、還暦祝いとしてではなく、別の機会にさしあげた方がよいアイテムです。

・時計
「勤勉」をイメージさせ、目上の方に贈るのは避けたいアイテム。同様に「鞄」も避けた方がよいでしょう。

・履物
踏んだり履いたりする「靴下」や「靴」は、「足で相手を踏みつける」イメージを持たれます。

目上の方に時計や鞄、履物は避けた方がよいとされていたアイテムですが、現在では実用的なプレゼントとして父の日や誕生日などに贈る方も増えています。

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#06 還暦祝いにおすすめのギフト・プレゼント

贈る相手のライフスタイルや趣味を知っていれば、喜んでいただけるギフトを選ぶことができます。事前にさりげなくリサーチしておいてもよいでしょう。何を贈ってよいのか迷われている方には、おすすめの品物をご紹介します。

・赤いもの
「魔除けの色」とされていた「赤」は、還暦を象徴するカラー。深紅のバラをはじめ、アクセサリー、リビングアイテムなどもおすすめです。赤いちゃんちゃんこも微笑ましい贈りものですね。

・おいしいもの
男女問わずに喜ばれるのは、おいしいもの。老舗名店のスイーツやブランド肉なども人気の高い品物です。

・実用性の高いもの
相手が男性なら、何枚あっても邪魔にならないポロシャツやルームウェアなど。女性なら、もらって嬉しいコスメアイテムやおしゃれなインテリア家電などもおすすめです。

・特別感のあるもの
世界でたったひとつのプレゼントとして、名入れやオーダーギフトは男女問わずに人気があります。お名前やイニシャル、記念日を刻印できる、器やお酒、レザーグッズなどからセレクトして贈りましょう。

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#07 還暦祝いにお返しは必要?

一般的に贈りものをいただいたら、お返しするのがマナー。ただし、還暦に関しては絶対的な決まりはありません。お返しは、お祝いしていただいたことへの感謝の気持ちを伝えるもの。お返しが必要かどうかは、お互いの関係性とお祝いの規模・金額によって変わります。家族や近親者からの贈りものなら、「ありがとう」の一言で十分。知人や同僚・部下など家族以外の方からお祝いの会を開いていただいたり、高額と思われるプレゼントを贈られた場合には、お返しをする場合が多いようです。相手との関係性を考えて、お返しが必要と思われるようでしたら、感謝の意を伝える手紙や品物をなるべく早く送りましょう。

還暦お祝いをいただいたら?お返しについてもっと知りたい方はこちら

#08 まとめ

人生のひとつの節目となる、還暦のお祝いやマナーについてご紹介しました。敬意と感謝を伝え、これからの人生がより豊かなものとなるよう長寿を願う、プレゼント選びの参考にしてください。

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