1. TOP
  2. 高島屋のギフト
  3. 賀寿祝い 高島屋
  4. 賀寿記事一覧
  5. 還暦お祝いをいただいたら? お返しについて知っておきたいこと

#お返し #賀寿

還暦お祝いをいただいたら? お返しについて知っておきたいこと

還暦お祝いをいただいたら? お返しについて知っておきたいこと
※画像はイメージです

お祝いをされたり、お祝いで贈り物をいただいたりした場合には、多くの場合でお返しをするのが礼儀です。しかし、還暦お祝いの場合は、お返しが必要なのか分からずに悩む人も少なくないと思われます。しかし、還暦お祝いのお返しは、絶対的な決まりがあるわけではありません。様々な場合に応じて考えることが必要になります。

#01 還暦お祝いのお返しは必要?

還暦お祝いで贈り物などをいただいた際に、お返しが必要かは、諸説あります。一般的には、「ありがとう」と一言お礼をすればいいという説が強いようです。

お返しが必要かどうかの判断は、お祝いの内容なども基準となります。家族や親しい近親者からお祝いをしていただいた場合などは特にお礼をする必要はありませんが、お祝いの会を開いていただいた場合や、家族以外の知人などから贈り物をいただいた場合は、お返しをするケースが少なくありません。

お返しはあくまでお祝いをしていただいたことに対する感謝の意を伝えるものです。お祝いの規模やお祝いしていただいた相手との関係性などを考えて、お返しをするかどうか判断することをおすすめします。

#02 お返しの具体的な例

還暦お祝いではお返しをしないことが多いといっても、会社関係の知人など、お返しをした方がよい人もいます。また、最近では家族などの身内以外からお祝いをしていただいた場合でも、お返しをするケースが増えているようです。

還暦お祝いのお返しをする場合は、具体的にどのようなものが適しているのでしょうか。

まず、還暦お祝いのお返しの相場を知ることが大切です。一般的にはお祝いのお返しは半返しの2分の1、もしくは3分の1程度ものが適しているとされています。いただいたお祝いの品や開いていただいた会の規模から、お返しの値段を決めることもよいでしょう。

具体的な内祝いやお返しの内容についていうと、食器や菓子折りなどの記念品を贈ることが多いようです。「紅白饅頭」や「風呂敷」といった、気軽に食べたり、使えたりするものがおすすめです。

ほかにも、湯飲みなどといった茶器、還暦お祝いにちなんで「年輪」をイメージとしたバームクーヘンなども、内祝いの品として人気があります。記念品としてのめでたさがあって、もらって嬉しい実用的なプレゼントがおすすめです。

#03 内祝いに必要な「のしの書式」と「メッセージの文例」

内祝いをする場合は、プレゼントの中身だけではなく、体裁も大切になってきます。その例として内祝いに必要な「のしの書式」と「メッセージの文例」を紹介します。

【のしの書式】
還暦お祝いの内祝いをする場合は、のしが必要となります。のしの表には「内祝」「寿」「還暦内祝」という言葉を入れましょう。水引は紅白の蝶結びにします。

【メッセージの文例】
お返しをする場合には、感謝の気持ちを伝えるメッセージも同封しましょう。その場合の文例は以下のような文章がよいでしょう。

「拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、この度は私の還暦お祝いに際しまして、過分なお心遣いをいただきましたこと、誠にありがたくお礼申し上げます。

本来ならば直接ご挨拶に伺うべきところ、甚だ、略儀でありますが書中をもちましてお礼のご挨拶といたします。

この還暦をよい機会とし、新しい第二の人生として、今後益々精進いたす所存でございます。

今後とも変わらぬ御厚情をいただけますようお願い申し上げます。

敬具」

季節の挨拶など、最低限必要な手紙の形式に則って、メッセージを書くようにしましょう。上記は一例であり、失礼のない範囲であれば、自由に感謝の気持ちを伝えることができます。第二の人生を歩んでいくことに対する心持ちや、いただいたお祝いに対する感謝の意などが伝わるように書きましょう。

還暦お祝いのお返しは、状況やお祝いをしてくれた人との関係に応じて判断することをおすすめします。また、内祝いをする場合は、そのお祝いの日のうちか、お祝いをいただいてから、なるべく早いうちに返すことが大切です。感謝の気持ちをこめつつ、なるべく早く送るようにしましょう。

この記事をシェアする