
TAKANO(新宿高野)
〈新宿高野〉フルーツゼリー9入
税込3,240円
2025年7月23日
人生の大きな慶事であるご結婚。ご家族、ご親戚、ご友人、職場など、たくさんの方からお祝いをいただく機会でもあります。披露宴をやらない場合や披露宴に出席しない方からお祝いをいただい場合、「結婚内祝い」としてお返しを贈るのが一般的です。結婚内祝いの「のし」のマナーや人気のアイテムをご紹介します。
「お返し」はいただきものに御礼を贈ることですが、披露宴に出席しない方からのご祝儀や祝いの品への返礼が「結婚内祝い」です。「引出物」との違い、贈る時期、相場など、知っておきたいポイントをお伝えします。
新郎新婦が用意する贈りものといえば、「引出物」を思い浮かべる人も多いでしょう。引出物は、披露宴の後、出席者に渡していた縁起物がはじまり。現在も、披露宴にご出席いただいた方へ、御礼を込めてお帰りの際にお渡しします。一方、「結婚内祝い」は披露宴に出席しない方へのお返しのこと。「内祝い」には、返礼だけでなく「身内と喜びを分かつ」という意味合いも含まれています。披露宴をやらない選択をしたときも、結婚内祝いをお届けすれば、幸せを分かち合いたいというメッセージを感じていただけるでしょう。
披露宴に出席しない方から結婚祝いをいただいたら、「結婚内祝い(お返し)」を贈るのがマナー。結婚式の後、遅くとも1カ月以内に贈るようにしましょう。
結婚内祝いの金額は、いただいたお祝いの金額や品物の代金の半額くらいが目安といわれています。相手別に金額の相場をお伝えします。
親族・身内
近しい親族や年長の親戚からのご祝儀は、高額であるケースも。そういった場合、いただいた額の3分の1程度の内祝いを贈るのが一般的です。念のため「独自のしきたりがあるかどうか」など、ご両親に確認してみるとよいでしょう。
職場の上司・部下・同僚
2~4万円の結婚祝いには1~2万円未満、5,000円~1万円の結婚祝いには3,000円~5,000円の品が目安です。
友人
関係性の深さやお祝いの品の選び方によっても、いただく金額はさまざま。「いただいたお祝い(ご祝儀+品物)の半額程度」の品を選ぶとよいでしょう。
結婚を祝ってくださった方へ、感謝を込めてお届けする結婚内祝い。一般的に結婚内祝いは、「のし紙」をかけて贈ります。水引の選び方や名前の書き方など、結婚内祝いの「のし紙」のマナーを解説します。
「のし」とは、「のし鮑(あわび)」の略で、もともとは不老長寿の象徴されたあわびの身をそいで干したもののこと。古くから品物がけがれていないしるしとして、慶事の贈りものに添えられてきました。「のし」は「引き伸ばす」の意味から、弔事を除くギフトに広く使われるように。正式な贈り方をする場合、奉書(上質な和紙)で贈りものを包み、奉書にのしを貼り、水引を結びますが、現在では、親しい間柄や一般的な進物の場合は、のしは贈りものを包む「掛紙」に印刷して使用することが多くなっています。のしの絵柄と水引が印刷された掛紙を「のし紙」と呼び、慶事の贈りものやお中元・お歳暮などに使います。のしの絵柄がなく、水引だけが印刷された掛紙は「熨斗なし」となります。結婚内祝いは、結婚内祝い用の水引に加え、のしも印刷されたのし紙で包むのが基本マナー。のし紙をかけることで、礼儀正しくお渡ししたいという気持ちや相手への敬意を表現できます。
水引は用途によって、使う種類が違います。色は、婚礼と長寿祝いに使う金銀、一般慶事・婚礼に使う紅白、弔事用の黒白、双銀など。結び方は、「蝶結び」、「結び切り・引き結び」、「あわび結び・あわじ結び」の3種類。引くとほどけ、簡単に結び直せる「蝶結び」は、結婚祝いや結婚内祝いなど一部の用途を除くほとんどの慶事と一般贈答に用いられ、引いてもほどけず、簡単に結べない「結び切り」は、結婚祝い、病気見舞いなどに使います。「結婚内祝い」には、紅白または金銀10本の「結び切り」を用います。
「のし紙」には、楷書で「表書き」と贈り主を書くのが基本。表書きには「内祝」「結婚之内祝」「結婚内祝」「寿」のいずれかを書きます。四文字を避けるため「結婚之内祝」を使う地方もあります。次に表書きの下に書く「名入れ」のルールについて解説します。
「名入れ」は誰が贈ったかをはっきりさせ、相手にご安心いただくためのもの。そのポイントを押さえていれば、失礼にはあたりません。入れ方はさまざまで、①結婚後の苗字だけ(名前なし)②新郎新婦のふたりの名前のみを入れる➂新姓、名前、旧姓を添えるなど、さまざまな書き方があります。普段の関係性や呼び名などを考え、贈る相手にわかっていただきやすい表記を選ぶといいでしょう。「表書き」に「寿」を使った場合は、新姓だけでなく、両家の苗字を記します。
のし紙に「名入れ」をする目的は、相手に誰からの贈りものかをお伝えするため。新姓や名前だけ書いても、すぐにわかっていただけないパターンもあり得ます。旧姓だけ書くのは不自然ですが、新姓に旧姓を書き添えるのは失礼にあたりません。
品物をむき出しで贈ると失礼にあたる、という考え方から、贈りものを包む際に使われてきた「のし紙」。結婚内祝いで用いる、のし紙のかけ方についてご紹介します。
包装紙の内側にのし紙をかけることを「内のし」といいます。結婚内祝いのようなパーソナルな贈りものは、内のしにするのが一般的です。のし紙の汚れや破れを防げる利点もあり、配送などで贈る場合に適しています。
包装紙の外側にのし紙をかけることを「外のし」といいます。外のしは記念品や開店のお知らせなど、名前を広めたい場合に多く使われるスタイルです。
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