#03 日本・海外のクリスマスケーキやデザートなどの違い
クリスマスケーキというと、イチゴがのったショートケーキを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、海外では一般的なクリスマスケーキが異なります。ここからは、日本と海外のケーキやデザートについてご紹介します。
日本では「イチゴのショートケーキ」
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白い生クリームでデコレーションしたスポンジケーキにイチゴをのせたショートケーキが日本のクリスマスの定番となったのは、一説によると日本の洋菓子店が広めたものであると言われています。人気が出るにつれて、日本のクリスマスケーキは「イチゴのショートケーキ」というイメージがついていったのでしょう。
フランスでは「ブッシュドノエル」
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フランスのクリスマスケーキといえば、切り株をかたどったロールケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」が有名。なぜ切り株なのかは諸説ありますが、丸太を使ったフランスの古い風習から来ているとの説もあります。
イギリスでは「クリスマスプディング」
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「クリスマスプディング」は、イギリスの伝統的なお菓子。その名の通り、クリスマスに食べられています。プディングといっても、日本人がイメージするプリンとはまったく別物。素材は、小麦粉やパン粉に砂糖、ナッツ、ドライフルーツなど。ブランデーも混ぜて蒸し上げます。かつては、各家庭のオリジナルレシピで作られていましたが、現在では市販のものを購入する人も増えています。
ドイツでは「シュトーレン」
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白い粉砂糖がたっぷりと振りかけられた「シュトーレン」は、ドイツを代表するクリスマスのパン菓子。酵母を用いたパン生地にドライフルーツやナッツなどを練り込み、焼き上げます。クリスマスまでの数週間前から、毎日切り分けて食べる風習も。一般的に発祥は15世紀のドレスデンとされています。