#01 ご存じでしたか?父の日の由来とシンボル
父の日の発祥はアメリカ。母親の死後、6人の子供たちを男手ひとつで育て上げた父親を称え、その末っ子である女性に提唱されたのが始まりです。その後、徐々に浸透し、アメリカ国民の祝日となったのは1972年のこと。母の日の祝日制定から、実に50年以上も後のことでした。
母の日のシンボルが赤いカーネーションであるのに対し、父の日はバラ。これは、提唱した女性が父親の好きだった白いバラをお墓に供えたことが由来とされています。一説によれば、父親が健在なら赤、他界されているなら白のバラを贈るのだとか。
一方、日本では黄色いリボンがシンボルとされています。これは、1981年に設立された“FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会”が提唱するもの。イギリスで黄色は身を守る色であることと、アメリカでは黄色いリボンが愛する人の無事を願うものであることが由来なのだそうです。