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#弔事・法事

香典返しを贈る時期は?宗教別の違いについても紹介

2025年9月3日

香典返しイメージ
※画像はイメージです

「香典返し」は、ご葬儀などで香典をいただいた方へ、故人に対する仏事が一通り済んだという報告とお礼として渡す返礼品をさします。ここでは、「香典返し」を贈る時期や、マナーについてご紹介します。

#01 香典返しを贈る時期はいつ?

葬儀の当日(当日返し・即返し)

仏式の「香典」とは、故人に贈るお供え物「香」にかわる金銭という意味であり、ここでは基本的に仏式での作法を基本にご紹介します。「香典返し」は、香典をいただいた方に渡すもので、通夜や葬儀、告別式にご参列いただいた方へ、当日にお礼の気持ちとしてお渡しする「会葬御礼」とは異なります。「香典返し」は四十九日の法要の後に、挨拶状とあわせて贈るのが一般的ですが、葬儀当日に会葬御礼も兼ねてお渡しする「当日返し(即返し)」が全国的に増えています。その場合、香典の金額にかかわらず同じ品物を渡すことになるので、高額の香典をいただいた方には、忌明け後に再度、品物を贈ることがあります。

五七日(三十五日目)

「香典返し」を贈る時期は、三十五日目または四十九日目の忌明け頃。四十九日の法要の後に贈るのが一般的なマナーとされていますが、三十五日目に切りあげる場合もあります。

忌明け法要後(四十九日目)

七七日(四十九日目)は「忌明け」の日にあたります。忌明けには納骨式を行い、その後、茶菓や食事を出して「忌明け法要」を営みます。葬儀で香典をいただいたところへは、忌明けの挨拶状とともに「香典返し」をします。

#02 宗教ごとに異なる香典返しを贈る時期

神式

「香典返し」は宗教の違いで贈る時期が異なります。神式では三十日祭または五十日祭を忌明けとしてお返しをします。一般的なマナーとして仏式に準じます。

キリスト教式

キリスト教では本来「香典返し」の風習はありませんが、三十日、五十日目の追悼ミサ(カトリック)、召天記念日(プロテスタント)の頃に仏式と同程度のお返しをする場合が多くなっています。

#03 香典返しのマナー、贈る商品は?

「香典返し」にふさわしい品物は、悲しみを忘れ去ってほしいというような意味合いから、お茶やのり、タオルセット、石けん、洗剤などの日常の実用品や消耗品が定番です。贈る際のマナーとして、置物やおめでたい意味合いを持つ昆布や鰹節、肉や魚などの生鮮食品、華美なパッケージの品物は避けた方がよいでしょう。

#04 香典返しの人気ランキング

高島屋オンラインストアでは、「香典返し」におすすめの品物を多数ご紹介しています。日持ちがする和菓子や焼き菓子、ジュースやのりなど、ランキング形式で人気の品物を選ぶことができます。もらった方がお気に入りの品物を選べる、カタログギフトも揃います。

#05 まとめ

贈る時期やマナーを押さえてお渡ししたい「香典返し」。故人を偲びながら、ご遺族からの感謝の気持ちを伝える品物を選びましょう。

  • 贈答のマナーやしきたりには諸説あり、また各地・各家の伝統やならわしによって異なる場合がございます。
  • のし紙(掛紙)のイラストは、表書きのうち代表的なものを記載しています。

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