JOSMEYER(ジョスメイヤー)
2015 ピノ・オーセロワ アッシュ ヴィエイユ・ヴィーニュ
税込6,600円
フランスのドイツ国境に近いアルザス地方。この地で1854年から続く醸造所です。1966年からの4代目ジャン・メイヤーの時代以来、“料理とともに歩む醸造家”と評され、「ワインは料理とともにこそ」という信念で名声を高めました。現在はその娘たち姉妹のセリーヌとイザベルがビオディナミ農法を忠実に守り、父の哲学を継承しています。収穫はすべて手作業。自然な土壌保全はもちろん、月の満ち欠けに沿いながら造るという“ビオディナミ”を実践。葡萄の圧搾は5-8時間、低い圧力でゆっくりと行い、発酵は温度調節が可能なステンレスタンクを採用し、野生酵母を使い4週間かけます。すべてのワインに乳酸発酵は行っていません。品種ごとの風味を引き出す事に留意し、葡萄そのものの上品な香りと味わいを追求しています。現在アルザス地方には51のグランクリュがあるなか、ヘングストはアルザス地方随一のワインを産する畑。1975年に当地方でグランクリュ法が制定された後、多くの醸造家がグランクリュを名乗るために品種の植え替えを進めましたが、ジョスメイヤーは、グランクリュ品種ではないピノ・オーセロワの可能性を信じ、ヘングスト畑でピノ・オーセロワを栽培し続けました。ラベルに表示されたH(アッシュ)はヘングストの頭文字であり自信の印です。“ジョスメイヤー、プライドの1本”と呼びたい、爽やかで上品な酸味を十分にご堪能ください。