
高島屋限定
齊藤酒造
よろしゅうおあがり京の酒
税込 2,420 円
日本酒は、米から造られたお酒です。敷居が高いイメージがありますが、本来ごはんが合う料理なら、和洋中を問わずどんな料理とも相性が良く、どなたにでも親しみやすいお酒なのです。もっと自由に、気軽に楽しんでいただくために、まず日本酒の基本をおさらいしましょう。
日本酒日本酒は大きく分けて「吟醸酒」「本醸造酒」「純米酒」「熟成酒」に代表される4種類のタイプに分類できます。それぞれの特長を簡単に知っておくと、出会ったお酒がどんな味や香りを持っているのか、想像しやすくなるはずです。
日本酒日本酒の味わいをより深く体験していただくために。料理との合わせ方をはじめ、温度や酒器選びなど多彩な楽しみ方をご紹介します。
ワインと料理の組み合わせを「マリアージュ」といいますが、日本酒も料理との相性を知ると、さらに楽しむことができます。料理と合わせる時は、まず口当たりから考えてみましょう。「吟醸酒」のように香りが良く華やかな味のお酒は、お刺身などあっさりとした味わいの料理と合わせるのがおすすめ。吟醸酒ならではの豊かな香りと味わいが、料理のおいしさを一層引き立てます。「純米酒」のように濃厚で旨口のお酒は、しっかりとした味付けの料理や、バターや生クリームを使った洋風料理と相性抜群です。
マリアージュのポイントは、日本酒の産地と同じ土地の食材を合わせること。お酒も食材も風土との関わりが深く、同じ水で育った作物と相性が良いといわれています。「水が合う」というのはこういうことかと納得できるおいしさが引き出されます。日本各地からお気に入りの食材をお取り寄せして、同じ故郷で造られた日本酒を楽しんでみませんか。ちょっとした旅行気分も味わえます。ご当地料理と地酒とのマリアージュをお楽しみください。
日本酒は四季折々の楽しみ方ができるのも魅力の一つ。冷酒・常温・お燗とさまざまな温度で味わえるお酒は世界的にも珍しく、季節に合わせて飲み比べてみるのもおすすめです。日本酒は温度が下がるとより味がシャープに。暑い季節には、冷酒で、キリリと爽やかな飲み口をぜひお楽しみください。冷酒には吟醸酒や大吟醸酒など、香り高く華やかな口当たりのお酒がおすすめです。
寒い季節には、温めていただく燗酒にぜひチャレンジしてみてください。40℃の「ぬる燗」、45℃の「上燗」、50℃の「熱燗」と、温める温度毎に表現が変わるほど味の違いは繊細です。お燗に適しているのは純米酒や本醸造酒。純米酒は約40℃で味や香りがふくらみ、本醸造酒は個性が増すといわれます。温度によって変化する味わいをお楽しみください。
日本酒は酒器によっても口当たりが変わります。ガラス素材は、吟醸酒のようにすっきりとした味わいを冷酒でいただくのに最適です。陶器のぐい呑みや猪口は味がまろやかになるので、純米酒など濃い味わいのお酒に向いています。燗酒にもぴったり。磁器の酒器はどんなお酒にも合わせやすいとされています。
ぜひ試していただきたいのは、ワイングラスで吟醸酒や大吟醸種を飲むというスタイル。ワイングラスは口元が広いため、日本酒の香りがより上に立ちのぼるのです。吟醸香と称されるフルーティーな香りが華やかに広がり、贅沢な気分が味わえます。乾杯のお酒にもぴったりです。
アルコール度数の高い原酒や飲み残したお酒は翌日、グラスに氷を入れて、オン・ザ・ロックにするのもおすすめです。ライトな飲み口にすることで、新しい日本酒の魅力を発見できます。
また、日本酒は開栓せず時間をおいて「寝かせる」ことで香りや味わいが深まります。長期間貯蔵した熟成酒や古酒ほどの時間をかけなくても、気に入った日本酒があればご自宅の冷蔵庫で「寝かせて」みて、変化を味わうのも楽しみの一つです。もっと自由に日本酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。
日本酒を知り尽くした高島屋のバイヤーが、おすすめの6本を選びました。注目の蔵元や人気の銘柄など、日本酒をもっと楽しみたいと考えている方にぜひ飲んでいただきたいラインアップ。ご自宅でぜひご堪能ください。
日本酒の楽しみ方は実に多彩。まずはいろいろ味わってみて、気に入ったものから自分の好みを知ることが大切です。知るほどおもしろい、日本酒の世界。高島屋オンラインストアでは、これからも日本酒の魅力をお届けいたします。