日本コカ・コーラ
〈日本コカ・コーラ〉からだすこやか茶W+・からだおだやか茶Wセット
税込3,240円
香典返しは忌明けのタイミングで、法要の後に贈るのが一般的なマナーとされています。忌明けは三十五日もしくは四十九日が主流ですが、宗教や宗派によって異なるため、事前に確認しておきましょう。最近では後から贈るのではなく、葬儀当日にお渡しまで完了する「即日返し」が全国的に増加しています。神式の場合も一般的なマナーは仏式に準じ、三十五日祭または五十日祭が忌明けとなります。キリスト教ではお返しの風習はありませんが、カトリックの場合は三十日、五十日目の追悼ミサ、プロテスタントは召天記念日の頃に仏式と同程度のお返しを行うことが増えています。
香典返しの相場は、いただいた香典の2分の1から3分の1程度が一般的です。さらにお供え物もいただいた場合は、合算した額の2分の1から3分の1の品物をお返しします。ただし、最近増加している「即日返し」の場合、いただいた香典の金額にかかわらず同じ品物を渡すことになります。そのため、高額の香典をいただいた方には忌明け後に再度、香典返しを贈る方もいます。
香典返しのお品物には、のしのない掛け紙を用います。香典返しのマナーは東日本と西日本で異なり、水引と表書きも違うものを使用します。※水引や表書きは東西だけでなく、地域によってもしきたりが異なります。こちらでは代表例をご紹介します。
●東日本
水引:黒白5本結び切り
表書き:「志」喪主の姓のみ
●西日本
水引:黄白5本結び切り(※山陰地方は黒白5本結び切り)
表書き:「満中陰志(まんちゅういんこころざし)」喪主の姓のみ
「香典返し」は、悲しみを忘れ去ってほしいというような意味合いから、お茶やのり、タオルセット、石けん、洗剤などの日常の実用品や消耗品が定番。最近では、お好みのお品物を自由に選べるカタログギフトも人気です。贈る際のマナーとして、おめでたい意味合いを持つ昆布や鰹節、肉や魚などの生鮮食品、華美なパッケージのお品物は避けましょう。
「悲しみを早く忘れ去ってほしい」という意味で、香典返しには後に残らない食品がよく選ばれています。中でも、どなたでも召し上がれるお茶は人気の品です。
年代や性別を問わず好まれる洋菓子は、香典返しの品に選ばれることが多くあります。お贈りした相手がいつ召し上がるかわからないため、賞味期限が長いもの、個包装のものを選ぶとよいでしょう。
日常的によく食べられる食品であり、精進料理に用いられていることから、のりも人気です。日持ちすること、パッケージが落ち着いていることも、香典返しに適しています。
食品同様、消耗品も香典返しに最適です。軽いタオルは葬儀当日に渡す「即日返し」にもぴったり。白やグレー、パステルカラーなどの、派手すぎない色合いのものが良いでしょう。
石けんも、どなたでも使えるものとして香典返しに選ばれることの多い消耗品のひとつ。素材にこだわったもの、品質のいいものを選ぶと、贈った相手により喜ばれるでしょう。
消耗品の中では、石けんと並んで洗剤も人気です。「不幸を洗い流す」という意味を込めて贈る方もいます。価格帯に幅があるのも、香典返しに適しています。
最近は特に、カタログギフトの人気が高まっています。香典の金額に応じたお返しができるため、とても便利。香典返しでタブーとされているものでも、お贈りした相手が自由に選べることも魅力です。
会社から香典をいただいた場合は、基本的にはお返しは不要です。ただし、取引先からいただいた際は、会社からの弔慰金であればお返しはいりませんが、個人からの場合はお返しをするのが一般的です。通常通り、2分の1から3分の1くらいの品をお返ししましょう。組合や町内会へのお返しも同様に不要ですが、集会場などがあれば、お茶やコーヒーなど、使いやすいものをお返ししても喜ばれるでしょう。
親族・親戚から香典をいただいた時は、基本的には一般的なしきたり通りお返しをします。ただし、関係性や地域の慣習によっても異なりますので、柔軟に対応しましょう。高額の香典をいただいたら、親族・親戚からの場合は「生活の足しに」という心遣いであることがほとんどです。そのため、無理に2分の1から3分の1の金額にしなくても、可能な範囲での香典返しで十分です。
香典返しは香典をくださった方への、仏事が済んだ報告と感謝の気持ちを伝える行為です。高島屋オンラインストアでは、贈る方の気持ちを伝えられる品々を数多く取り揃えています。カテゴリから選ぶことも、金額から選ぶこともできます。香典返しのお品選びに、ぜひお役立てください。
