元重製陶所
おろし器(小)・すり鉢(中)・すり棒セット
税込5,500円
元重製陶所のすり鉢とおろし器は島根県江津市を中心に古くから作られる「石見焼」。大正14年(1925年)の創業時は、石見焼の特産である水甕を生産していましたが、三代目からすり鉢専門メーカーとなりました。元エンジニアの知識を活かして、すり鉢専門のラインを自ら設計構築。ただし、すり鉢の命である櫛目は一つひとつ職人の手で掻く技法にこだわり続けています。絶妙な力加減による手描きの技法で、櫛目はより鋭利に、そしてほとんど段差を感じない仕上がり。また、一般的なすり鉢よりも深い形にすることで、すりつぶしたものが自然と真ん中に集まるように。底にもシリコンゴムをつけ、安定感のある機能的なすり鉢となっています。一方、四代目も元エンジニア。おろし器に強化セラミックの刃を均一に並べる機械を手がけ、元重製陶所でしか作れないおろし器が完成しました。砕いた強化セラミックの破片をランダムに並べているため鋭い面が多く、女性の軽い力でもサラサラおろせます。