
#01 フラワーギフトの定番、カーネーションを贈る理由

母の日の贈りものと聞いて、まず浮かぶのが赤いカーネーション。幼いころ、お小遣いを握りしめて買いに行った思い出をもつ方も多いことでしょう。この習慣が生まれたのは、20世紀初頭のアメリカ。母親を亡くした女性が追悼の意味を込めて、母の好きだったカーネーションを人々に配ったことが由来と言われています。
この出来事から1世紀以上を過ぎ、すっかり定番となったカーネーション。でも、昨今ではさまざまな種類の花が揃うようになった分、母の日のフラワーギフトもバリエーションが広がっています。中でもよく選ばれるのは、華やかなバラや愛らしいガーベラ、気品を感じさせるユリなど。また、この時期に咲く花も人気なので、アジサイやシャクヤク、クレマチスなどを長持ちする鉢植えで贈れば、季節感も演出できます。もちろん、お母さんが好きな花を選ぶのもいいでしょう。
こうした花をギフトにするときは、おしゃれなアレンジメントタイプがおすすめ。ブーケのように花瓶に生ける必要がないので、受け取る側も手間をかけずに楽しめます。もし、お母さんがガーデニング好きなら鉢植えを選んで、育てる楽しみも一緒に贈ってあげましょう。