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オリーブオイルを上手に使おう!高島屋のバイヤーがおすすめする楽しみ方

オリーブオイルを上手に使おう!高島屋のバイヤーがおすすめする楽しみ方
※画像はイメージです

オリーブオイルがおいしいことやヘルシーであることは知っていても、「どれを買ったらいいのかわからず、迷ってしまう」「いつも同じ使い方で変化がない」と感じることはありませんか?オリーブオイルは選び方・使い方次第で、食生活をとても豊かにするパワーを秘めています。その魅力を一緒に追ってみましょう。

#01 オリーブオイルの選び方、おすすめは?

オリーブオイルの選び方、おすすめは?
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選び方の基本を知ると、自分好みのものを見つけやすくなります。また、毎回違うものを買うと、自然と守備範囲が広がりますね。届いたオリーブオイルを味見して、「これは何に合うかな?」と考えるのも楽しいもの。徐々にオリーブオイル博士になっていきましょう。

エキストラバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルを使い分けよう

オリーブオイルの等級はいくつかありますが、私たちになじみのあるものは、「エクストラバージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」のふたつでしょう。エクストラバージンオリーブオイルは、オリーブの果実を搾ってろ過しただけの一番搾りのオイル。フルーティーで風味が良い反面、加熱調理をすると風味が飛びやすいため、そのまま料理や野菜、パンなどにかけて楽しむのがおすすめです。一方、ピュアオリーブオイルは、精製オイルとバージンオイルをブレンドしたもので、エクストラバージンオリーブオイルに比べて安価。主に加熱調理に使われることが多いオイルです。サラダやスープにかけるなら、エクストラバージンオリーブオイルを。揚げ物やアヒージョなど、ある程度の量を使い、加熱するのであればピュアオリーブオイルが良いでしょう。ただし、料理はお好みで楽しむものなので、最初から決めつけず、いろいろ試してみると良いかもしれません。

産地により魅力が異なるので、自分好みのものを探そう

オリーブオイルはワインに似ていると言われます。オリーブの種類、産地、生産者などにより、色も味わいも香りも異なります。たとえば同じイタリア産であっても、一般に、北部のベネト州産はマイルドで甘口であるのに対し、南部のシチリア州産は青草の香りやスパイシーさを感じるなど、違いがあります。ここがオリーブオイルの魅力のひとつであり、この料理にはこれ、今日はこれ、と使い分けるのも楽しいもの。ぜひ、ご自分のお気に入りを探してみてください。

光を遮る容器のものを選び、冷暗所に保管しよう

オリーブオイルは光により劣化します。太陽光だけでなく照明によっても劣化が進むため、光を通しにくい濃い色のガラス瓶やステンレスボトルに入ったものがおすすめです。また、酸化も避けたい要素であり、ペットボトルやプラスチックボトルは酸素を通す可能性があるため、おすすめできません。購入後は涼しく光の当たらないところに置いて、早めに使い切ってください。冷蔵庫に入れると固まってしまうため、ご注意ください。

オリーブオイル

#02 エクストラバージンオリーブオイルの楽しみ方、おすすめは?

エクストラバージンオリーブオイルの楽しみ方、おすすめは?
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常備しておくと、とても便利なエクストラバージンオリーブオイル。サラダにかけたり、ドレッシングを作ったりするのが基本的な使い方ですが、そのほかにもおすすめの楽しみ方があります。

パスタやスープなどの料理の仕上げに

パスタやスープなどの料理の仕上げに
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ミートソースなどのパスタや、ミネストローネなどのスープ、マルゲリータなどのピザ。どれも、オリーブオイルを使って作る料理ですが、ここに和食の「追いがつお」ならぬ「追いオリーブオイル」をすると、適度に温められたオイルから香りが立ちのぼり、風味がアップ。口当たりもなめらかになります。このような楽しみ方はもちろんヨーロッパでもされており、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(イタリアのフィレンツェを中心に愛される、豪快な牛肉ステーキ)は炭火で焼いた後にオリーブオイルをかけ、あっさりとさせていただきますし、スペイン料理のパエリアは、仕上げにオリーブオイルを回しかけると風味とコクが豊かになり、おいしさが増します。エキストラバージンオリーブオイルで、ぜひお試しください。

醤油感覚で和食にも使える

醤油感覚で和食にも使える
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和食とオリーブオイルは相性が良いことが知られています。豆腐、刺身、焼き魚、納豆、そうめん、うどん、味噌汁、おかゆ、卵かけごはんなどと、オリーブオイルはよくなじみます。いつもは醤油で楽しんでいる冷ややっこを、休日はエクストラバージンオリーブオイルと塩をかけて白ワインと合わせる、といった楽しみ方もおすすめです。白身魚の刺身にエクストラバージンオリーブオイルをかけたら、カルパッチョになりますね。いつも醤油をかけているものに、エクストラバージンオリーブオイルをかけてみてください。新しい食の世界がきっと広がります。

マヨネーズやバターの代わりにも

マヨネーズやバターの代わりにも
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エクストラバージンオリーブオイルをマヨネーズの代わりに使うと、素材の味わいをシンプルに感じることができます。たとえば、ゆで卵とマヨネーズで作る卵サンド。マヨネーズを使わずにエクストラバージンオリーブオイルで仕上げると、卵の味がよりダイレクトに感じられるサンドイッチになります。同様に、ポテトサラダをエクストラバージンオリーブオイルで作ると、じゃがいものおいしさがストレートに伝わってきます。そして、バターの代わりにパンにつけたり、お菓子を作るときにも使えます。エクストラバージンオリーブオイルを小皿に注ぎ入れ、削って粉にしたパルミジャーノ・レッジャーノ(イタリアのチーズのひとつ)を加えてパンにつけて食べると、手軽にレストラン気分を味わえます。

フレーバーオリーブオイルで変化を楽しめる

フレーバーオリーブオイルで変化を楽しめる
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レモンやガーリックなど、フレーバーをつけたオリーブオイルは想像以上に便利です。たとえば、レモンフレーバーのオリーブオイル。通常はバターを使って風味づけをするたらこスパゲティーを、レモンフレーバーのオリーブオイルを使って作ると、爽やかになるうえ味わいと香りにハーモニーが生まれ、いつもと違ったおいしさが楽しめます。ミートソースのように寒い時期においしい料理も、レモンフレーバーのオリーブオイルをかけると、夏にぴったりの一品に。目から鱗が落ちるような発見ができるのがフレーバーオリーブオイルです。味わいと香りの変化を、どうぞご体験ください。

何種類かキープして使い分け

エクストラバージンオリーブオイルのほか、フレーバーオリーブオイルも用意しておくと、毎日の食生活がより豊かになります。料理に合わせて、相性の良いものを選んで使うことはもちろん、食べ比べにも活躍します。たとえば、用意するブルスケッタは1種類でも、そこにかけるオリーブオイルが3種類あれば、それだけのバリエーションを楽しめることに。この方法はホームパーティーにもおすすめで、「これが好き」「私はこっちがいい」など、会話が弾むこと必至。パーティーの準備は簡単に済ませ、ゲストとのコミュニケーションを楽しむためにも、数種類のオリーブオイルを常備しておくことをおすすめします。

オリーブオイル

#03 PECK(ペック)のオリーブオイルをおすすめする理由

PECK(ペック)のオリーブオイルをおすすめする理由
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<ペック>はイタリア・ミラノに本店があり、イタリア全土から品質の高いおいしさを集めている高級食材のセレクトショップです。エクストラバージンオリーブオイルも、北部から南部まで選び抜いたものを取り揃えています。それぞれ特徴があるので、選ぶ際のご参考になるようにご紹介します。

ベネト…イタリア北東部にあるベネト州。アルプスの山々に囲まれ、冷たい空気の中で育ったベネト州産のオリーブを搾ったオイルは、繊細でまろやか、甘くフルーティー。アクアパッツァなどの魚料理や温野菜にかけると、素材の味が引き立ちます。

リグーリア…イタリア北西部にあるリグーリア州。海に面した山沿いの地域です。タッジャスカ種のオリーブを搾っており、スパイシーな香りを放ちながらも、まったりとやわらかい口当たり。リゾットや魚料理など、あっさりとした料理によく合います。

ウンブリア…イタリア中部にあるウンブリア州。オリーブ栽培に適したトラジメーノ湖周辺で生産されたオリーブを使用。程良い香りとコクをもつオーソドックスなオイルなので、料理を選ばず、使いやすさに定評があります。和食にもよく合います。

アッフィオラート/ウンブリア…ウンブリア州産のオリーブを搾り、エクストラバージンオリーブオイルの上澄みを集めた、ペックの最高級品。洗練された味わいは、カルパッチョやドレッシングなど、フレッシュなおいしさを楽しむ料理におすすめです。

プーリア…イタリア南部、アドリア海に面したプーリア州。年間を通して温暖な、オリーブ栽培の好適地です。濃厚な香りとインパクトのある辛さが特徴で、ブルスケッタやグリル料理などによく合います。

シチリア…イタリア南部の島、シチリア州。太陽の光をたっぷり浴びて育ったシチリアのオリーブは力強い味わい。フレッシュさの中にピリピリッとした辛さがあります。サラダやマリネのほか、スープにかけて、コクのあるアクセントをお楽しみください。

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#04 まとめ

オリーブオイルの魅力は伝わりましたでしょうか。手の込んだ料理を作る余裕がなくても、お好みのオリーブオイルがあれば簡単に食卓が豊かになり、「今日もおいしかったね」という幸せを感じることができるでしょう。お気に入りのオリーブオイルに出会って、贅沢なひとときをお楽しみください。

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