かつてイ草の特産地だった岡山県倉敷市を代表する民芸品「倉敷段通」。
民藝の大家である柳宗悦の指導の下、重要無形文化財「型絵染」の保持者で人間国宝である芹沢銈介が考案したデザインとともに、作り続けられてきました。
和洋室どちらにも調和するシンプルで飽きのこない、明快にして味わいのある典雅な絵柄と色彩の美しさ。
また、イ草、和紙、綿糸、スフなどの植物系天然植物を用いているので蒸れず、ほこりも立ちにくい素材であることも魅力のひとつです。
差し子と織り子がお互いのタイミングを確かめながら息を併せて織り上げる昔ながらの手織りにこだわり、とても頑丈。
四季があり、湿気の多い日本の気候にも適した敷物です。