±0のブランドの意味は「ちょうどいい」を表わす記号のようなものです。
人は自然に、自分の生活に合った道具を日々の経験から割り出そうとしています。
それは自分の好みを探す営みでもあります。右に揺れて左に戻し、
戻し過ぎてまた右に振れるといった、揺れの幅をだんだん狭めていく感じです。
「ちょうどいい」という感覚は自分の好みが極まったところにあります。
±0の製品はその名の通り、ぶれなく揺れの中心でありたいと思います。
人の矛盾する欲求の中間にいて、中庸でありたいと思います。

「ちょうどいい」かたち
その時々のトレンドやライフスタイルに緩やかに沿っていないと
「ちょうどいい」と感じない。しかし流行に振られすぎない。

「ちょうどいい」大きさ
大きさはやや小さめがいい。
欲張りすぎた思いから適性のサイズに戻った時の幸せ感を共有したい。

「ちょうどいい値段」
「わりと安い」と感じられる値段設定がいい。