#03 産地ごとに異なる新茶の特徴
※画像はイメージです
全国各地で生産されているお茶ですが、品種や深蒸し・浅蒸しなどの製法だけでなく、産地の違いによっても、味わいや香りが全く異なります。
お茶の「旬」の季節に、それぞれの特徴を飲み比べてみるのはいかがでしょうか。
※味や特徴・歴史背景については諸説あります。
知覧茶(鹿児島県)
新茶の中でも特別に早く生産されるものは「大走り(おおはしり)」と呼ばれており、
南九州市で作られる知覧茶はその代表です。温暖な気候のもとで生産されるため、旨みが多く、こっくりと濃厚な味わいに仕上がります。淹れた時の鮮やかで深い緑色も印象的。
知覧茶
宇治茶(京都府・奈良県・滋賀県・三重県)
宇治茶の中心的な生産地の京都府は、言わずと知れた古くからのお茶の産地。今では全国で定着した煎茶製法の発祥とも言われています。口に含むと、少しの渋味の後にほんのりとした甘みが続く、まろみのある味わい。上品で芳しい香りも宇治茶の特徴です。
宇治茶
伊勢茶(三重県)
最大の特徴は、他地域と比べて茶葉の葉肉が厚く育つこと。そのため、ぎゅっと旨味が濃縮された、滋味深くコクのある味わいが楽しめます。
伊勢茶
静岡茶(静岡県)
日本最大のお茶の産地である静岡県は東西に長く海・山・川・台地などの自然に富んだ土地。地形の異なる地区ごとに、それぞれの環境や気候を生かした名産地が連なります。甘みを感じながらも緑茶本来の渋みが調和した、すっきりとバランスのとれた味わいが特徴です。水色は、澄んで黄みがかった緑色。
静岡茶
その他にも主要な名産地として、八女茶(福岡県)・嬉野茶(佐賀県)・狭山茶(埼玉県)などがあります。
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