
#01 そもそも、ウイスキーとは

ウイスキーとひと口に言っても、どういうものか正確に答えられる人は多くありません。原料や種類など「基本のき」を解説します。
ウイスキーの定義
お酒は「酒類」という3つの種類に分けられます。ビールやワイン、日本酒などは「醸造酒」。ウイスキーやブランデー、ジンなどは「蒸留酒」。そしてリキュール、梅酒などは「混成酒」。ウイスキーの定義は国によって異なりますが、大まかには以下の通り。
- 原料は、大麦・ライ麦・小麦・オート麦・トウモロコシなどの穀類
- 糖化・発酵の後に蒸留を行っていること
- 原酒を木製の樽に貯蔵し、熟成させていること
ウイスキーの色はよく「琥珀」に例えられますが、原酒は無色透明。木樽で長期貯蔵されることで琥珀色になり、奥深いコクが生まれるのです。
ブランデーやジンとの違い
同じ蒸留酒の中でもジンは長期熟成を行わず、ブランデーは木樽で長期熟成しますが原料がブドウなのでウイスキーとは異なります。
年月が経つとおいしくなるのはなぜか
12年や25年、といった年数がラベルに表示してあるウイスキーを見かけたことはありませんか?ウイスキーは原酒を木樽の中で熟成させてつくられます。一般的には、熟成期間が長いほうが芳醇でまろやかな味わいになると言われています。
ウイスキーラウンジ トップへ