#03 ランドセル選びの基準となる6つの項目
お子様がランドセルを選ぶときには、カラーやデザインを見て選ぶことがほとんどです。ここでは、機能面や耐久性など、ご両親にチェックしていただきたい6つの項目をご紹介します。
1.身体へフィット・体感重量
身体の小さなお子様でもランドセルには教科書を入れて登校しなければなりません。そのため、少しでもお子様の身体の負担にならないようなランドセルを選ぶことが大切です。ランドセル本体の軽さも大切ですが、重心が後ろに傾いているとより重たく感じてしまいますので、きちんと身体にフィットし軽く感じられるかどうかもチェックしたいポイントです。
ランドセルにはランドセルの重量を背中全体で受け止め、重みを分散してくれるように工夫して作られているものがあり、背カンの部分や肩ベルトの部分が立ち上がるような仕様になっています。ランドセルと背中に隙間ができないようになっていると、重心が保ちやすく軽く感じられます。
このように、お子様の身体への負担を少しでも減らすため、ランドセルを選ぶときには、身体にフィットするか、軽く感じるかどうかを実際に背負って確認しましょう。
2.十分な容量
ランドセルは、教科書や筆箱、ノートなどたくさんの学習用具を入れて背負います。そして、体操服や絵の具セット、習字道具など学年が上がるにつれて持ち物が増えていきます。
また、雨の日には片手で傘をさし、もう片手に手提げ袋を持つと両手がふさがってしまうため、転んだ時に手が出ず危険です。安全に登校するには、両手が開いている状態が理想ですが、ランドセルの容量が少ないと、手提げ袋を持たざるをえません。
そのため、ランドセルはできるだけすべてのものを入れて登校できるように、容量が大きなものを選ぶとよいでしょう。
3.安全・防犯機能
ランドセルは、収納する機能だけでなく安全や防犯に係る機能がついているかも確認しましょう。安全や防犯の機能としては、防犯ブザーをかけるフックやナスカン、反射板などが備えられているものがあります。
反射板は選ぶランドセルによってついているものと、ついていないものがあります。夕暮れどきに帰宅する場合などを考えて反射板がついていると安心です。
そして、近頃では防犯ブザーを配布している学校も多いです。防犯ブザーをかけられるフックがついているか、そのフックが利き手側にあるかなどを確認するとよいでしょう。
また、ランドセルはお子様が6年間使用するため、6年間の使用に耐えられるよう劣化しにくく強い素材が使われています。
黄色いランドセルカバーは、地域によっては馴染みのない人もいるかもしれません。黄色いランドセルカバーをつけて歩いていると、周りからも認識しやすく、車からも見えやすいので、安全のためにあったほうがよいでしょう。また、反射板が付いているランドセルカバーを選ぶと防犯面のリスクも軽減することができます。
4.耐久性・保証
ランドセルはお子様が毎日のように使うものなので、丈夫にできているものを選ぶことが大切です。6年間故障せずに使用できたらよいのですが、お子様は活発に動くため、ランドセルを選ぶときには、耐久性や保証があるもの選びましょう。天然皮革や人工皮革が多く使用されており、それらの素材を選べば、耐久性に優れています。
特に背カンや肩ベルトは、重たい教科書やノートを入れて背負うため負担がかかりやすい部分です。これらの部分が頑丈に作られていると安心です。
また、背中部分のコーナー(ヘリ)があるタイプのランドセルだと、型崩れの心配が少ないでしょう。大マチの部分も型崩れしないように底板が入ったタイプのものもあります。
このように型崩れしにくいような工夫がされているものや、特に負担がかかる背カンや肩ベルト、錠前の部分がしっかりと作られているかをチェックして選ぶとよいでしょう。これらがきちんと作られているものは、故障の可能性が少なく品質が高いランドセルの場合が多いです。
そして、専門店や百貨店などで購入すると、6年間保証がついているものが多く壊れたときにも安心です。
5.デザイン
女の子のランドセルは、色も豊富でデザインもかわいらしい刺しゅうが施されたものや、ロゴやワンポイントが入ったものがあります。男の子には、スポーツブランドとコラボしたランドセルが人気です。色は黒や紺などのスタンダードなものが多く、シンプルなデザインのものが豊富に売られています。
親はランドセルを選ぶときには、6年間使えるかどうかや価格に意識が向きがちですが、お子様はそのときに好きな色やデザインに魅かれます。女の子が黒色のランドセルはありかなとか、ピンクにキャラものの刺しゅうがあると高学年になって恥ずかしくないかななど気になることは多いと思います。
そして、数年後に気に入らなくなっても、ランドセルは高額なため、安易に買い替えを了承できない人も多いでしょう。しかし、大事なのはお子様が1年生のスタートを楽しく始められること。お子様が「好き」と感じるランドセルをお選びください。
お子様は成長とともに色やデザインの好みも変化します。それもお子様の成長です。その成長を楽しみながら買い替えを検討するくらいの気持ちでおおらかにランドセル選びをサポートしましょう。
6.全かぶせ・半かぶせ
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全かぶせ |
半かぶせ |
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画像はイメージです
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画像はイメージです
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| メリット |
多く選ばれているタイプ
ランドセルカバーが使える
容量が大きい
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おしゃれ
人とかぶらない
コンパクトで軽め
ランドセルを立てたまま教科書が出し入れしやすい |
| デメリット |
半かぶせに比べて大きく重い |
留め具がきずつきやすい
後ろから勝手に開けられて、防犯上十分ではない
ランドセルカバーが使用できない |
全かぶせ
画像はイメージです
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メリット
多く選ばれているタイプ
ランドセルカバーが使える
容量が大きい
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デメリット
半かぶせに比べて大きく重い
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半かぶせ
画像はイメージです
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メリット
おしゃれ
人とかぶらない
コンパクトで軽め
ランドセルを立てたまま教科書が出し入れしやすい
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デメリット
留め具がきずつきやすい
後ろから勝手に開けられて、防犯上十分ではない
ランドセルカバーが使用できない
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ランドセルのカバーには2つの種類があります。一般的に多くの人に選ばれているのは、全かぶせというすっぽりと全面カバーされたタイプです。それに対して、カバーが半分の半かぶせのランドセルもあります。
半かぶせのランドセルは、見た目がおしゃれで人とかぶりにくく、全かぶせよりもコンパクトにできています。しかし、地域によっては使用できない場合もあるようです。また、後ろから開けやすいため、全かぶせに比べ防犯上十分ではありません。