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#おせち料理

おせちはいつ食べるのが正解?元日・大晦日の地域差や由来を徹底解説

おせちはいつ食べるのが正解?元日・大晦日の地域差や由来を徹底解説
※画像はイメージです

日本のお正月を彩る、おせち料理。多くの方が、元日から三が日までに食すと思われているかもしれませんが、大晦日に食べる地域もあります。今回は、おせち料理を食べ始める時期の違いを解説していきます。

#01 おせちはいつ食べるのが正解?「元日」と「大晦日」の違い

お正月の主役料理、おせち。食べ始める時期には地域差があることをご存知ですか。一般的には元日の朝から食べるのが主流ですが、大晦日の夜に食べる地域があります。次からは、それぞれの由来をご紹介します。

現代の主流は「元日の朝」に祝うスタイル

元日の朝に祝膳を食す習慣は、新しい年を新しい正月の神様「年神様」と共にご馳走を分かち合う「神人共食」の考え方に由来。また、正月三が日に「年神様」を水に流さないように、日持ちする保存食でもあるおせち料理を食べ続けることで、水仕事をせずにすむようにとの考え方からもきています。

大晦日の夜に食べる「年取り膳」の風習

おせち料理の正式な名称は、「御節料理」。1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日の五節句に食べられる料理でしたが、次第に正月に食べる祝膳を指すようになりました。大晦日からおせち料理を食べ始めることの多い、北海道や東北地方の一部。これは北海道に伝わる「年取り膳」という昔ながらの習わしからきています。「年取り膳」の由来は諸説ありますが、概ね
・正月を迎える大晦日にご馳走を家族で食べて、お正月の神様「年神様」を迎えるため。
・明治初期まで日本で使われてきた旧暦では、1日の始まりが日没とされ、大晦日の日没からお正月が始まると考えられていたから。
のように、いわれています。

#02 地域別おせちを食べるタイミングと習慣

おせち料理を食べ始める時期には、地域差があることをご存知ですか。一般的に、北海道と東北・信越地方の一部は大晦日の夜から。関東・関西は、元日の朝から三が日にかけて食べられています。

北海道・東北・信越地方:大晦日の夜からおせちを楽しむ

大晦日には、おせち料理だけでなく、郷土料理も食されています。かつて日本には、「魚食い(まなくい)」として「年取り魚」を食す風習がありました。「年取り魚」とは、新しい一年を迎える大晦日の夜のお祝い膳「年取り膳」にのせられた魚のこと。昔は、誕生日ではなく、一月一日から年齢が上がったことから「年取り」と呼ばれました。魚を使った郷土のおせちでは、北海道の「氷頭なます」、宮城の「ナメタガレイの煮物」、秋田の「ハタハタ寿司」、茨城の「フナの甘露煮」、新潟の「ニシンのこうじ漬け」など。また、魚以外では、福島の「浸し豆」、栃木の「水ようかん」などが、お正月料理として食卓に並びます。

関東・関西:元日の朝から三が日にかけて

元日の朝は、おせち料理とお屠蘇、お餅をいただきます。お屠蘇は一年の邪気を払うとされ、本来は漢方薬などを混ぜたお酒を指し、健康長寿や幸福祈願などの意味合いがあります。古来よりお餅はおめでたい日のご馳走とされ、お正月には一般的にお雑煮を食べる風習が根付いています。お雑煮の餅の形は東西で異なり、関東は角餅、関西は丸餅。澄まし汁や味噌仕立てなど、汁も具材も地域によって違いがあります。また、1月1日から3日までの三が日は、料理をしたり掃除をしたりしないほうが良いといわれてきました。そのため、保存食でもある、おせち料理を食べてゆっくり過ごします。

#03 おせちのおすすめの選び方・食べ方

大晦日のオードブルとしても人気!洋風・中華おせちの魅力

最近では、「大晦日にもご馳走を食べたい」というニーズもあり、オードブルとして楽しめる洋風や中華おせちを購入する方達もいるようです。有名ホテルや老舗料亭、一流レストランの味はもちろん、和洋中の名だたるシェフのコラボレートおせちも人気です。今年の大晦日は、おせち料理とお好きなお酒のマリアージュで、ホームパーティーを楽しんではいかがでしょう。

三が日に飽きないための「味変」や「リメイク」のコツ

保存食としての一面もあるおせち料理は、味付けの濃いものや甘いものが並びがち。三が日の間食べ続けると、どうしても飽きてしまいます。そこで試していただきたいのが、おせち料理のメニューをアレンジして楽しむ「味変」。たとえば、なますとローストビーフを合わせて辛子バターパンを塗ったバゲットに挟んで洋風にリメイクして違った味で楽しむのもおすすめです。リメイクせずに保存したいという方は、お買い求めのおせち料理の説明書に書いてある保存方法や賞味期限・消費期限をチェックしましょう。

#04 おせち料理に込められた意味と由来

おめでたいお正月に食べるおせち料理には、料理それぞれにおめでたい意味があります。おせち料理の代表的な3種類の料理「祝い肴三種」は、関東では「黒豆」「数の子」「田作り」。関西では田作りの代わりに、牛蒡を煮た「叩き牛蒡」が入ります。カタクチイワシの稚魚を干した田作りには五穀豊穣を、たくさんの卵が集まった数の子には多くのこどもに恵まれ繁栄しますように、土の中に根を張る牛蒡を使った叩き牛蒡には、家族や家業の土台がその土地にしっかり根を張るようにとの願いが込められています。黒豆は、勤勉をあらわす「まめ」が名前に含まれ、おめでたい意味合いがあります。

#05 おせちを食べるタイミングに関するよくある質問

2日の夜におせちを食べても失礼ではない?

おせち料理を食べるのは、一般的に1月3日の三が日までですが、特に決まったルールはありません。2日の夜にしか家族が集まれない、来客の予定がある、などのケースもあることでしょう。ご家族で食べるのも、お客様におすすめするのも失礼にはなりません。

おせちを食べる順番に決まりはある?

おせち料理は、おめでたいことが重なるようにとの願いを込めて重箱に入っています。本来のおせち料理は4段重ねとされていましたが、現代では三段重ねや二段重ねも。一般的には、祝い肴が入った「一の重」から食べるのが作法ですが、今ではルールにとらわれることなく自由に楽しんで構いません。

#06 まとめ

今回は、おせち料理を食べ始める時期の地域差やその由来をご紹介しました。おせち料理をもっと知ることで、年末年始の集まりに会話が弾むことでしょう。高島屋オンラインストアでは、老舗の伝統的な和のおせちから、有名シェフやホテルの洋風・中華のオードブルまでラインアップも充実。ぜひ、ご利用ください。

  • 贈答のマナーやしきたりには諸説あり、また各地・各家の伝統やならわしによって異なる場合がございます。
  • のし紙(掛紙)のイラストは、表書きのうち代表的なものを記載しています。

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