本間木工所
無垢6寸菓子器
税込9,350円
箱根は京都嵐山、鳥取の大山と並ぶ日本屈指の樹種豊富な地域。この豊富な樹木の色を駆使した寄木細工は、江戸時代末期に創作され、国の伝統的工芸品として通商産業大臣の認定を受けています。寄木細工の作品には文様を作った寄木を一定の厚みの板とし、大鉋で薄く削り小箱などに貼付、装飾に利用する「貼り」と呼ばれる作品と、種板をそのまま加工しお盆などに仕上げる「無垢」という作品の2種類があります。昭和4年(1929)に創立された<本間木工所>では、貼りと無垢の両方を手掛けています。寄木細工最大の魅力は、日本の伝統文様を複雑に組み合わせた幾何学文様にあります。天然の木材を用いて自然のままの色を生かし麻の葉、縞、紗綾型などを寄木で表現。職人が丹精込めて作り上げていく手の込んだその工程により、幾何学文様の魅力は何倍にも増します。