
山陰大松
【母の日】氷温熟成 ふっくら煮魚・焼魚ギフト10切(母の日限定包装)HTK-100
税込5,400円
2022年4月13日
冷凍品は、いまやご家庭の冷凍庫と食卓に欠かせない商品です。冷凍食品ジャーナリスト・山本純子さんがお教えする第2回目は『冷凍品の保存方法や、解凍・調理時に注意しておきたいこと』です。冷凍品をよりおいしく便利に活用していただくためにお役立てください。
山本 純子さん
冷凍食品ジャーナリスト。1981年冷凍食品新聞社入社。記者、編集長を経て2015年独立。冷凍食品情報サイト「エフエフプレス」を運営。TBS「マツコの知らない世界」、日本テレビ「ヒルナンデス!」をはじめ、TV、新聞、雑誌等多くのメディアに出演、執筆。冷凍食品の基礎知識やトレンドを紹介し活躍している。
今回は、冷凍品の正しい保存方法、解凍・調理の時の注意事項のお話です。おいしいものを注文しても、きちんと再現しなくてはもったいない。最初のキーワードは「コールド・チェーン」。つまり低温状態を保つこと。配達された商品を受け取ったら、すぐ冷凍庫にしまいましょう。
冷凍庫にしまうときは、スカスカが良い?それともぎっしり?皆様おわかりですか?正解はぎっしりです。空気の通りが良いと扉を開け閉めした時に外の暖かい空気が入り込んで温度変化が起きてしまいます。一方、ぎっしり入っていると、外気の入り込む余地はなく、冷凍品が互いに協力するように低温を保ってくれます。でもたくさん入っていると探すのが大変。冷凍庫内の場所で番地を決めましょう。番地ごとに入れるものを決めれば探しやすく、サッと取りだせます。
冷凍品の調理をすると「どうしてもうまく仕上がらない」という方が時々いらっしゃいます。詳しく話を伺うと、ラップ無しで焼売をレンジ加熱したり、流水解凍する商品を、急いでいるからレンジにかけたとか、水産品についている氷(品質保持のためつけているグレーズ)を取らずにそのまま使ったとか、いろいろです。さて、冷凍品を使おうと思ったら、まず、商品に書いてある解凍法、調理法の説明をよく読みましょう。そして、その通りにやってみてください。小分けにして使うときは、必要な量を取り出したら、残りをしっかりパックして、まず冷凍庫にしまってから調理にかかりましょう。小分けにした残りをジッパー付の袋に入れ、しっかり中の空気を出して密閉しておくのも良い保存法です。以上を守って快適な冷凍ライフを送ってくださいね。
●冷凍することで鮮度を生かし、衛生的で栄養もキープしています。
冷凍品が流通する温度帯では細菌が増殖しないため、品質劣化の速度が非常に遅く、衛生的で栄養価の減少も防ぎます。
●食べたい分だけ使えるから無駄がありません。
食材は事前に下処理を施しているので、捨てるところがなく、エコロジカル。
●保存がきいて買い置きができます。
お好きな時にお好きなものを、食べたい分だけ楽しめるのが冷凍品の利点。買い置き保存ができるので、買い物に行けない時にも便利。高島屋オンラインストアでは、特別な日やギフト用などにもピッタリな商品も豊富に取り揃えました。毎日のお食事づくりに、彩り豊かな食卓にぜひともお役立てください。