HENRI GIRAUD（アンリ・ジロー）
"知る人ぞ知る"シャンパーニュ、それがアンリ・ジローです。
歴史、そしてこだわり
その歴史はルイ13世統治下の1625年、創業者のフランソワ・エマールが、シャンパーニュ地方のアイ村にブドウ畑を手に入れた時に遡ります。アイ村はシャンパーニュ地方においては、ワインAOC(原産地統制名称)に認定され、現在323のクリュ(区画)のうち、17がグラン・クリュに認定されています。
アンリ・ジローは、アイ村に約8ヘクタールの自社畑を有しており、それらはすべてグラン・クリュの格付けです。
現在、12代目のクロード・ジローがメゾンの精神を受け継ぎ、シャンパーニュのさらなる向上を目指しています。
伝統を守りつつ、丁寧に作られたシャンパーニュは、近年ロバート・パーカー等のワイン評論家が高い評価を与え、一躍脚光を浴びています。
アンリ･ジローの特徴は、なんといっても良質のピノ・ノワールを産出する“アイ村"のブドウへのこだわりにあります。
芳醇にしてエレガント、フィネスを感じる高貴な味わいのシャンパーニュです。
それぞれのラインごとに個性的な光を放ち、その多彩な魅力をお楽しみいただけます。
メゾンの哲学が生きた逸品
フュ・ド・シェーヌ アイ グラン・クリュ 2000
アンリ･ジローが誇るプレステージ・シャンパーニュ。「フュ・ド・シェーヌ(木樽)」のネーミング通り、アルゴンヌの森の樫で作られる特別な樽を使用して熟成される風味豊かな1本。柑橘系とスパイス系がほどよく混ざり合い、ふくらみのある味と余韻を生み出しています。シャンパーニュと樽の風味が見事に調和した好例といえます。
トースト香、ハーブ、スパイスなど、複雑かつ奥行きのある香りは、すべてこの樽に由来するものです。ブドウは完熟するのを待って全て手摘み、オーク樽にて1年間熟成させ、最低でも7～8年の瓶内熟成、手作業でていねいに澱が取り除かれ、出荷されます。
この製造法のこだわりにより、スペシャルなシャンパーニュが生み出されます。
ピノ･ノワールの醍醐味
コード・ノワール
コード・ノワール ロゼ
アイ村のピノ･ノワールに遺伝子(コード)レベルで迫り、その神秘性を表現することをテーマに作られたシャンパーニュ。
ピノ・ノワールの亜種でアイ村の土着品種「プティ・ドレ」を使用し、ブラン・ド・ノワール(黒ブドウのみで造られたシャンパーニュ)ならではの力強く、奥行きを感じさせる味わいを持っています。バランスや蜂蜜の香りが特徴で、フレッシュな果実味や酸味と甘みのバランスも抜群。ロゼは「プティ・ドレ」90%、アイ村産のピノ・ノワールで造られた赤ワインを10%使用しています。濃厚さと長く続く余韻が印象的。特別な日に開けたいシャンパーニュです。
