一般贈答(粗品・手土産)

訪問・挨拶・手土産 贈り物を届ける場合、贈り主の誠意と真心を表すことがもっとも大切なことです。 贈答の種類によってさまざまなルールがあり、掛紙や表書きにも充分な心配りが必要です。

〈掛紙〉
のしあり 紅白5本蝶結び
〈表書き〉
粗品 粗 粗菓(そか)
松の葉 みどり
御伺い 御挨拶
無地のし
〈好適品〉
菓子などの食品 酒

豆知識

一般贈答の表書きと用途

粗品  目上の方へのささやかな品物を贈る
「へりくだった」という意味で高価で立派な物には使用しない
松の葉・みどり 松の葉に包むほど僅かであるということで、「ほんの手土産」という意味
目下の方への贈り物に使用
まつのは 女性の場合、目下の方への贈り物に使用
御伺い 目上の方を訪問する際の手土産に使用
寸志 目下の方へ金品を贈る場合に使われるが、目下といっても年齢ではなく、
公的な関係で上下関係にある場合に使用
基本的には目上または神仏・先祖に対するときに使用
贈呈・贈 慶弔、お見舞い以外で会社や団体などに品物を贈る場合に使用
目上の方には使わない方がよい
心ばかり 「ちょっとしたものですがどうぞ」という気持ちで品物を贈る場合
謹呈(きんてい) 「謹んで差し上げます」という気持ちで品物を贈る場合
目上の方や社会的立場の違う方に贈る場合に使用