入園・入学・卒業、成人のお祝い

入園 入学 進学  子供にとっては、入園入学は社会生活(集団生活)に旅立つ第一歩です。祝福し激励し、新しい友達との出会いの大切さを教え、希望に胸踊らせる気持ちを高めることが入園・入学・進学の祝い事です。 春の物入りの時期で、実質的なものが喜ばれます。入園や入学のお祝いは、入園・入学式を迎える1か月前までに贈ります。卒業と重なる場合は、入学・進学の方にお祝いの重きを置いて、卒業祝いを省略するのが一般的です。

〈掛紙〉
のしあり 紅白5本蝶結び
〈表書き〉
御入園御祝 御入学御祝 御進学御祝

成人式(1月の第2月曜日) 冠婚葬祭の冠とは、本来は元服のことで、今では成人式のことです。昔は男子が成人すると、元服烏帽子(えぼし)祝といって冠を初めてつけるために童髪を改めて、髪の元結を締めて冠をかぶり、大人の服を身につけて成人の式をしました。人生のなかでも大変重要な儀式でした。 成人の日として一般化され、満年齢の20歳で成人になったことをお祝いするようになったのは戦後になってからです。 関西地方では、女性の場合、数え年12~16歳頃「成女式(髪上げ式)」のお祝いをしました。現在では赤飯を炊いて祝います。

〈掛紙〉
のしあり 紅白5本蝶結び
〈表書き〉
成人式御祝 御成人御祝 御祝
〈好適品〉
本人の好みや趣味を聞き、大人が持つに相応しい
上質の品物がよいでしょう。
[男性] ネクタイ ワイシャツ ベルト
[女性] アクセサリー スカーフ ハンドバック