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高島屋ならではの特徴ある店づくり

文化発信

当社の経営方針の一つに「未来を切り拓く新たな生活・文化の創造」があります。これまでも事業活動を通じ、商品、宣伝、催などあらゆる場面で時代の先端をいく発信を心掛けてきました。高島屋史料館やタカシマヤ文化基金、文化催などにより今後も幅広く時代に息づく心地良い価値を皆様に提供していきます。

高島屋史料館
2020(令和2)年、高島屋史料館は開館50周年を迎えました。創業以来の資料を収集・保存し、広く公開・活用していくことを目的に、1970(昭和45)年、高島屋東別館3階に開館しました。現在は、企業の歴史をひも解き、その精神や文化を受け継いで、高島屋の持つ基本的価値観や文化を社内外に発信し、共有・共感していただくタカシマヤアーカイヴス活動の拠点でもあります。収蔵する資料は約5万点。美術品、百貨店資料、創業家文書など、多種多彩なジャンルにわたります。
開館50周年にあたり、皆様と高島屋とのコミュニケーションスペースとして、新しく生まれ変わりました。日本の百貨店の歴史と文化を広く発信してまいります。

東の文化拠点として2019年3月にオープンした高島屋史料館TOKYOでは、「百貨店の歴史」にとどまらないテーマにも果敢に挑戦します。引き続き、とどまることのない好奇心を大切にした活動を継続してまいります。

タカシマヤ文化基金
有能な作家の発掘・支援と豊かな芸術文化の創造を目指して、新鋭作家個人及び美術文化の発展に寄与した団体への助成を趣旨とした「公益信託タカシマヤ文化基金」を1990年に設立いたしました。

高島屋・東神開発都市文化賞
「都市文化」という語が、かつてほどに明確な意味を持たなくなってきています。2025年、この曖昧さを出発点とし、都市文化とは何かを改めて問い直すための試みとして「高島屋・東神開発都市文化賞」を設立いたしました。
本賞は、優れた著作物を顕彰するかたちをとりますが、本質的には、都市文化に対する「継続する問い」と位置づけています。すなわち本賞は、単なる賞制度ではなく、都市文化をめぐって探求と実践が交差するプロセスであり、可動し続ける実験のフィールドです。
企業活動と並走して本賞に取り組むことで、都市文化の創造と発展に寄与してまいります。

*ロゴ:創業期の高島屋は国内外の博覧会へ積極的に出展し、そこでの受賞実績が企業ブランドの形成へとつながっていきました。本賞のロゴにあしらわれた月桂樹のモチーフは、当時の意匠に着想を得たものです。高島屋が明治期に国際的な評価を受けて価値を見出されたように、創設されたばかりの本賞も、今後長い時間をかけて同時代の都市文化を見つめ、育んでゆく存在でありたいとの願いが込められています。
文化催
百貨店ならではの上質性や楽しさ、賑わいをお客様に体験していただくために、伝統を継承し芸術文化を紹介する文化催や、時代を捉えた話題性の高い企画催などを開催しております。
御即位30年・御成婚60年記念特別展
「国民とともに歩まれた平成の30年」(2019年)

天皇・皇后両陛下の変わらないお姿は、国内外に共感の輪を広げ、平成という時代の新しい皇室像を築かれました。その30年の歩みを各都道府県から贈られた両陛下への献上品やご即位時の装束、儀装馬車などゆかりの品々約100点と、200余点の写真で紹介いたします。
手塚雄二展 光を聴き、風を視る(2019年)

西洋的な技法も取り入れ日本の伝統美を高純度かつスマートな感性で流麗に描き上げ、新時代の日本画を切り拓く画家・手塚雄二。代表作から新作まで過去最大規模の展覧となります。

※手塚雄二先生の「塚」の漢字について、閲覧されている機種やブラウザにより文字化けする可能性がありますため実際の漢字とは異なります。