CSR

corporate social responsibility

社会との共生

文化

百貨店初。日本橋高島屋が重要文化財に指定
日本橋高島屋は、2009年に百貨店建築としては初めて、重要文化財に指定されました。
日本橋店は、「意匠的に優秀なもの」という評価を得ており、「西欧の歴史様式に日本的な要素を加味した高橋貞太郎による当初設計部分と、近代建築の手法を駆使した村野藤吾の設計による増築部分から成り立っており、その全体が一体不可分の建築作品として完成度が高く、わが国の百貨店建築を代表するものの一つ」と評されています。
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日本橋店外観正面日本橋店外観正面

高島屋は経営理念の中に「未来を切り拓く新たな生活文化の創造」を掲げていますが、その過去の歴史においても様々な形で生活文化の発信、育成に取り組んできました。内外の著名な絵画展やいけばな展の開催のみならず、若手芸術家の育成を目指した美術催の開催、日本の染織文化の発展を目指したきもの文化の継承など本業を通じた文化活動に取り組んできました。

また創業以来の高島屋の文化への取り組みに関する貴重な史料を所蔵した、高島屋史料館につきましてはその膨大な史料の本格的な分析と、公開も視野に入れたアーカイブ化の作業に着手しました。

美術

高島屋美術部

高島屋美術部は1909年(明治42年)に創設され、100年を超える歴史と伝統があります。

これまで、常に時代に即した展覧会を継続的に催してきましたが、その基本にあるのは、現存の作家に新作を直接依頼し、新作発表展として開催してきたことです。

その結果、有望な若手作家たちの中から中堅、やがては日本美術を代表する大家が育っていきました。100年にわたり、日本の美術文化の発展に尽くしてきた美術部の活動は文化催事とともに高島屋の歴史の中に今も息づいています。

ギャラリートーク

ご紹介の様々な展覧会の会期中には出品作家が作品の解説や作品に対する思いなどを来廊されたお客様に語る「ギャラリートーク」を開催することもございますので詳細は各店美術部にお問合せ下さい。

平成28年(2016年)熊本地震復興応援企画
ヒノクニ 瀧下和之・武田双雲・山本太郎

2016年(平成28年)4月14日・16日、熊本県熊本地方を震源に最大震度7を観測する地震が発生。すぐさま熊本県ご出身の作家・瀧下和之氏のお声がけにて熊本出身の3名の作家(瀧下和之・武田双雲・山本太郎)によるチャリティ展を企画。約半年後に東京日本橋・新宿の両店にて開催致しました。
この3人は2011年3月2日(水) →14日(月) に新宿高島屋の美術画廊において「九州新幹線全線開業記念ヒノクニ瀧下和之・武田双雲・山本太郎」を開催。会期中の3・11に東北地方太平洋地震が発生し、開業記念催事がのきなみ自粛になるなどを経験した経緯もあり、今回3人の地元熊本で起きた震災に対して美術家として力になれる事をという共通の意志の元、作家主導で開催された展覧会です。
普段の展覧会ではお目にかかれない合作作品なども展示され売上金の一部は熊本県に寄付されました。

〈新宿店でのトークショー風景〉

新宿店2階ウェルカムゾーンにて開催されたトークショーには多数のお客様がご来場されました。

  • 左から 山本太郎・武田双雲・瀧下和之左から 山本太郎・武田双雲・瀧下和之
  • 左から 山本太郎・瀧下和之・武田双雲左から 山本太郎・瀧下和之・武田双雲

タカシマヤ文化基金

有能な作家の発掘・支援と豊かな芸術文化の創造を目指して、新鋭作家個人及び美術文化の発展に寄与した団体への助成を趣旨とした「公益信託タカシマヤ文化基金」を1990年に設立。毎年作家個人へは「タカシマヤ美術賞」として200万円、団体へは200万円を上限として贈呈されます。

第29回目は、稲崎栄利子氏(工藝)、金氏徹平氏(現代美術)、田中功起氏(現代美術)の3名が受賞、団体助成は、茨城県近代美術館、洞爺湖芸術館が受賞されました。

  • 左から、金氏徹平氏、稲崎栄利子氏(2019.1贈呈式) 左から、金氏徹平氏、稲崎栄利子氏(2019.1贈呈式)
  • 団体助成、左から洞爺湖芸術館 三島館長、茨城県近代美術館 田口副館長(2019.1贈呈式) 団体助成、左から洞爺湖芸術館 三島館長、茨城県近代美術館 田口副館長(2019.1贈呈式)
運営委員(敬称略)
酒井 忠康(運営委員長)世田谷美術館館長
澄川 喜一 日本芸術院会員
草薙 奈津子 平塚市美術館館長
金子 賢治 茨城県陶芸美術館館長
建畠 晢 多摩美術大学学長、埼玉県立近代美術館館長
岡部 あおみ 美術評論家
袴田 京太郎 武蔵野美術大学教授

文化催

高島屋での初めての絵画展は1909年(明治42年)に京都店で開催された現代名家百幅画会に遡ります。これは、美術織物を作るために集められていた飯田家(創業家)所蔵の現代名家の絵画等をすべて絹本幅一尺八寸(約50cm)に表装し、100点を陳列展観したもので、横山大観、川合玉堂、上村松園など大家や新進作家による作品が網羅され話題になりました。また1927年(昭和2年)には大阪長堀店で、実物の10分の1の日光東照宮の全景大模型を展示し、大変多くのお客様が来場しました。以降高島屋では、利益は社会へ還元すべきとの考えのもと、さまざまな文化的な催を積極的に開催し、現在に至っています。特に日本橋店や大阪店など大型店を中心に、国内外作家による絵画展や工芸展、いけばな展など幅広いジャンルに関わる文化催を開催しています。

いけばな展会場

いけばな展会場

きもの

高島屋の呉服は創業以来、良品を提供し社会へ貢献することを理念としてきました。明治期の国内外「博覧会」出品や、大正期の「百選会」での新しいデザイン創りは、高島屋の染織芸術への熱い思いとなり、きもの文化発展への志となって、今も受け継がれています。染織技法の探求は、同人と呼ばれるお取引先様各社との切磋琢磨により毎年新作を世に送り出している「上品會」に息づいています。「上品會」と同じく当社オリジナルブランドである帯の「龍村錦帯」は、四代に亘る龍村平藏各氏と高島屋が薀蓄を傾けて制作しています。「誰が袖好み」は、国内一貫生産の純国産にこだわったオリジナル振袖で、こうした国産繭と純国産糸の保護を目的とする、養蚕、製糸、製織、染加工、小売まで一貫した高島屋の取り組みは、国内絹産業の新たなモデルともなっています。

ベトナムゆかたフェスタ(日本文化紹介イベント)

日本との交流がさかんになっているベトナムでは、国際交流基金が中学・高校・大学を対象に日本語教育をすすめています。言葉を学ぶにはその背景となる文化を知ることが大切と考え、当社では「ゆかたを通じた日本文化紹介イベント」を、一昨年はハノイで、そして2回目となる2016年はホーチミンにて日本国総領事館後援のもと開催し、ホーチミン市師範大学を始めとした各大学の学生と先生計25校102名にご参加いただきました。

前半は着物にまつわる日本語のレッスンに始まり、「躾る」「襟を正す」「折り目正しい」などの言葉の解説が行われ、後半はグループに分かれて一人ひとりがゆかたの着付けを習い、完成した姿を相互に撮影し合っていました。また今年は美容講師によるヘアアレンジのデモンストレーションもあり、ステージ上では古典的な日本髪やゆかたにあうモダンなヘアスタイルも披露されました。この催しは2017年も継続して開催する予定です。

  • 着付の練習着付の練習
  • ステージ上での解説ステージ上での解説
  • 参加者集合写真参加者集合写真

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

高島屋と紀伊國屋書店が運営する「紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA」。

「地域に根ざしたシアター」「文化の融合を楽しめるシアター」「街に集う方々が共に楽しめるコミュニティ型シアター」を目指し、街を訪れるお客様が新たな文化を体験いただける場をご提供してまいります。

紀伊國屋サザンシアター

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA ホームページ

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