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トップメッセージ

取締役社長  村田 善郎 取締役社長  村田 善郎

創業200周年、2031年にめざす姿「グランドデザイン」の実現に向け
中長期的な成長への盤石な基盤づくりを推進

本年度は、次期中期経営計画を見据え、成長基盤を着実に構築
 昨年度の業績につきましては、グループの中核をなす百貨店業において、インバウンド需要の反動による影響等があったものの、国内のお客様からの変わらぬご支持により、総額営業収益は前年同水準を確保することができました。
 当期純利益については、転換社債型新株予約権付社債の買入消却を実施したことにより、特別損失を計上しております。この買入消却は、中長期的な株主価値向上を目的として実施したものであります。業績への影響は一過性であり、本特別損失を除いた当期純利益につきましては、計画を上回る水準となりました。
 本年度は、現中期経営計画(2024-2026年度)の最終年度となります。次期中期経営計画を見据え、成長基盤を着実に創りあげてまいります。グループ総合戦略「まちづくり」においては、百貨店と専門店、国内と海外、リアルとネットなど、あらゆる垣根を越え、グループのシームレス化を推進し、独自の提供価値の最大化に取り組んでまいります。
将来の成長に向けては、「次世代型SC」への転換、ベトナム事業の開発、金融業の取り組みを推進
 将来の成長に向けては、3つの領域に重点的に投資を進めてまいります。まず、国内における「次世代型SC」への転換です。具体的には、玉川髙島屋S.C.において、2027年のリニューアルオープンに向け、シームレスの象徴となる食料品フロアの改装を進めております。百貨店と専門店、それぞれのノウハウや経営資源を相互に活用し、館の魅力最大化に取り組んでまいります。
 成長ドライバーと位置づける、ベトナム事業の開発は着実に進捗しています。ベトナム2店目となる百貨店核ショッピングセンター「ハノイ髙島屋S.C.」の2027年開業に向け、本格的に準備を進めてまいります。また、金融業におきましては、「グループ第3の柱」に育てるべく、取り組みを加速させております。主力のカード事業に加え、新たな事業領域の拡充を進め、多様なニーズにお応えするとともに、お客様との関係性の深化を図り、今後の成長に向けた礎としてまいります。
経営の透明性と実効性を高めるべく「監査等委員会設置会社」へと移行
 このたび、2031年に迎える創業200周年、さらにその先を見据え、経営の透明性および実効性を高めるべく、「監査等委員会設置会社」へと移行いたしました。より客観的かつ透明性の高いガバナンス体制を構築するとともに、権限委任を通じた意思決定のさらなる迅速化を図ります。また、取締役会における経営戦略議論を一段と充実させることで、企業価値向上に取り組んでまいります。
 今後も引き続き、ステークホルダーの皆様のご期待にお応えできるよう努めてまいりますので、ご支援・ご愛顧のほど、よろしくお願い申しあげます。

2026年5月
取締役社長 村田 善郎