革新を続ける名物催
奔走する駐在バイヤー
「大北海道展」

百貨店の名物催のひとつとして知られている
北海道物産展。

実は、百貨店で初めて北海道物産展を
開催（※北海道主催としては初）したのは1951年、
高島屋 大阪店でした。
まだ家庭用冷蔵庫や冷凍車の普及率も低く、
気軽に北海道旅行も行けなかった時代に青函連絡船と汽車で、
常温保存ができるじゃがいもや昆布、豆、スルメなどを運び、
翌年には屋上で酪農場を再現し、乳搾り体験などを実施。

以来、本州では知られていなかった「メークイン」をはじめ、
「ししゃも」や「新巻鮭」など、北海道の魅力を各地に伝え、
交通網の発達などを追い風に、
商品の幅を広げ、名物催に育ててきました。
人気とともに他社にも広がり、
物産展といえば「北海道」と言われるまでに。

今回は、北海道物産展の取り組みを通して、
高島屋の魅力的な品揃えへの姿勢をご紹介します。