#12
法塔ベーカリー
こだわりは、地産地消のパン作り
横須賀で愛される老舗ベーカリー
横須賀で愛されている老舗「法塔ベーカリー」。大正13(1924)年、宮崎県児湯郡高鍋出身の初代・森 末蔵氏が米国から当時の最新技術であるフライッシュマン・イーストを持ち帰り、法塔地区(現在の横須賀市佐野町・衣笠栄町周辺)に創業したのがはじまりです。戦前は小売や軍隊への納品、戦後は配給から小学校給食、卸売を中心に拡大し、令和5(2023)年には工場直営店をオープンしました。
看板商品のひとつである「日本一のよこすか海軍カレーパン」は、2010年「第一回日本全国ご当地パン祭り」(全パン連主催)で第1位を獲得するなど、地域と連携した商品開発が強み。ほかにも、地元の安田養鶏場の卵を使った「クリームパン」や地元の精肉店のメンチを使った「メンチバーガー」も人気です。「戦時中、戦後にかけての食糧難において、パンで地域を支えてきたという自負があります。そのポリシーをいまでも大切に守っています」と話すのは、4代目・森 柾人さん。「お客さまのおなかも心も満たしてほしいので、パンは大きめのサイズ感を心掛けています。また、地域の食材を積極的に取り入れて、素材のおいしさを引き立てたパンづくりを大切にしています。これからも、流行に左右されず定番のパンをまっすぐに作っていきたいと思います」。
「法塔ベーカリー」のパンが並ぶのは、ベーカリースクエア内にある「KANAGAWA BAKERs’ DOCK(カナガワベーカーズドック)」のコーナー。神奈川県内のベーカリー約30ブランド、約200種類の自慢のパンが日替わりで登場します。
これだけは外せない!
自慢のおいしさ、とっておきの3選。
1.日本一のよこすか海軍カレーパン(391円)
「第一回 日本全国ご当地パン祭り」で第一位を受賞。生地には国産小麦を使用し、神奈川県海老名市の泉橋酒造の酒米粉を練り込みました。もちもちとした食感としっかりと食べ応えのある生地が特徴です。カレーの街「よこすか事業者部会」認定のマイルドな欧風カレーがたっぷり入っています。
2.チーズパン(684円)
自家培養の天然酵母種を使った生地に3種類のチーズをたっぷりと練り込みました。生地はシンプルな配合ですが、乳酸菌の力で複雑な芳香を醸し出しています。スライスして軽くトーストしていただくとさらにおいしくなります。
3. 横須賀ソフトフランス
(4個)(428円)
独自のソフトフランスがある横須賀。日本全国に存在しているソフトフランスに比べて、甘みが多く柔らかいのが特徴です。ピーナッツクリームとの相性バツグン。ぜひ、お好きな具材と一緒にお召しあがりください。
※品数に限りがございますので、売切れの節はご容赦ください。※仕様・価格が変更、販売中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。※掲載商品の価格・内容は2025年7月22日(火)時点のものです。※価格は消費税を含む総額にて表示しております。※ディスプレイ(モニター)の都合上、商品写真は実際の商品の色と若干異なる場合があります。
SHOP DATA
●法塔ベーカリー
横須賀市久里浜8-30-1
●ベーカリースクエア(地下1階 Foodies'Port2)
営業時間/午前10時〜午後9時
次回の記事更新は8/5(火)を予定しております。