#9 ローゼンボア
「ローゼンボア」のパンが並ぶのは、ベーカリースクエア内にある「KANAGAWA BAKERs’ DOCK(カナガワベーカーズドック)」のコーナー。神奈川県内のベーカリー約30ブランド、約200種類の自慢のパンが日替わりで登場します。
親子3代続く、東白楽の名店
自家製酵母でつくる奥深いおいしさ
親子3代にわたっておいしさを受け継ぐ、東白楽駅近くにある「ローゼンボア」。1937(昭和12)年、横浜市神奈川区反町に初代・高崎隆光さんによって「ナポレオン・ベーカリー」として創業しました。戦後、店名を「高崎製パン」に変更し、平川町に移転。現在、代表を務めるのは、3代目の高崎健人さんです。魅力は幅広い商品ラインアップ。昔ながらの懐かしいパンだけではなく、デニッシュやハード系など現代風にアップデートされたパンも多彩に並びます。
こだわりは、自家製酵母や低温長時間発酵で、小麦本来の風味と味を引き出す製法を取り入れていること。「自家製酵母の力で小麦をじっくり熟成させることで、おいしさに深みが出るんです」と話す高崎さん。店で活躍しているのは、先代の頃からある古いリールオーブンと最新の富士山溶岩窯。古いものと新しいものを上手に融合させながら新しいおいしさを追求していくスタイルが高橋さん流です。「たとえば、原料の見直しや大量生産のための機械を廃棄して手しごとを増やすなど。一方で、昔から続けてきた中種といわれるパンを熟成させる製法は残したり…。伝統を大事にしながらよりよいものに変化していくことで、お客さまに喜ばれるパンを作り続けていけたらと思っています」。
これだけは外せない!
自慢のおいしさ、とっておきの3選。
1.黄金のメロンパン(265円)
焦がしバター風味のサクサクのビスケット生地を、ふわふわの生地にのせて焼きあげました。豊かなバターの香りが口いっぱいに広がる人気のパンです。
2. 生食パン(995円)
上質な小麦、北海道産のバター、沖縄の塩、生クリームなど選りすぐりの素材を贅沢に使用。トーストしてももちろん、そのまま食べてもしっとりやわらかくおいしい食パンです。
3. パンオショコラ(369円)
発酵バターを練り込んだデニッシュ生地に、ベルギー産チョコレートを巻き込みました。甘すぎず、ビターな甘さが上品な味わい。
※品数に限りがございますので、売切れの節はご容赦ください。※仕様・価格が変更、販売中止となる場合がございます。あらかじめご了承ください。※掲載商品の価格・内容は2025年6月10日(火)時点のものです。※価格は消費税を含む総額にて表示しております。※ディスプレイ(モニター)の都合上、商品写真は実際の商品の色と若干異なる場合があります。
SHOP DATA
●ローゼンボア
横浜市神奈川区平川町10-24
●ベーカリースクエア(地下1階 Foodies'Port2)
営業時間/午前10時〜午後9時
次回の記事更新は6/24(火)を予定しております。