Chocolatier Focus12
ショコラに込められた 情熱とこだわり
ラ ペーニャ ドゥルセ
LA PEÑA DULCE
Juan Ortiz (フアン・オルテイス)
美食で名高いスペイン・バスクの街ビトリアで、まるで中世のような趣のある店舗を構えるパティスリーブランド。素朴ながらも素材をいかした温かみのあるショコラやお菓子が注目を集めています。シェフのフアン・オルテイス氏は地元バスクの食の活性化にも取り組んでいます。
インスピレーションの源は、美しい海の記憶。
幼い時に過ごした風景や、家族との思い出の場所や味。さまざまな記憶が、私のショコラのアイデアの源です。今回作った『サンセバスティアンブルー』は、バスク地方の、サンセバスティアンの青い海の記憶からインスピレーションを得ました。私の人生の記憶は、常にこの青い海とともにあります。楽しいときも大変な経験も、青い色が母のように優しく私を包み、心を癒してくれました。サンセバスティアンの海は、昼と夜、また天気によって日々刻々と色合いを変えます。すべてが美しく、心に残るその風景をショコラで表現したいと思ったのです。
そんな思いを込めたショコラには、やはりバスクならではの食材がよく合います。チャコリという、バスク特有の爽やかな白ワイン、そして一説には7,000年もの歴史があるといわれる天然のバスクの塩「サルデアニャーナ」をショコラとマリアージュさせました。
美食の街、バスクのショコラを召しあがれ。
ショコラ作りで大切にしているのは、やはりお客様が喜んでくれるショコラを作ることです。現在3代目のショコラティエが営む私たちの店は、1939年の創業から今年で86年。長年続けることができているのは、世代を超えた皆様に喜ばれるショコラを作っているからだと思っています。私たちが店を構えるバスクという土地には、スペインとフランスの二つの国をまたぐ深い歴史と独自の文化があります。それらを大切にしながら、オリジナリティーあふれるショコラを生み出すことを日々心掛けています。私たちの技術、情熱や歴史、風土の全てを投影してショコラが出来上がる。それはまるで真っ白なキャンバスに絵を描いていく工程に似ていますね。私自身も「どんなショコラが出来上がるだろう」と、いつも楽しみにしながらショコラを作っています。おいしいものが大好きな美食の街、バスクで生まれたこだわりのショコラを、ぜひ一度味わってください。
ショコラに込められた
情熱とこだわり
Chocolatier Focus
ショコラティエ12人の創作の舞台裏をご紹介。
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