営業時間
専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00
※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~23:00(日祝は10:00~22:00)
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。
※8月20日(水)は全館休業日とさせていただきます。
※オーケーのみ8:30~21:30で営業いたします。
本館 高島屋:午前10時30分~午後7時30分
S館3階 高島屋 化粧品・ファッション:午前10時~午後8時
S館6階 高島屋 ベビー・こども服:午前10時~午後7時30分
※一部営業時間の異なる売場がございます。
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京成電鉄松戸線 八柱駅またはJR武蔵野線 新八柱駅から徒歩約15分。今回は、21世紀の森と広場内にある「松戸市立博物館」を訪ねました。(松戸市千駄堀671)
松戸市立博物館は「見て・触れて・体全体で感じる」を基本コンセプトにつくられた、感動体験型のミュージアムです。
実物の出土品や模型、ミニチュアなどの展示を通し、旧石器時代から近代まで3万年の松戸の歴史に触れられます。
なかでも特に人気を集めているのが、常盤平団地を再現した展示です。「博物館に団地……?」と気になった方も多いのではないでしょうか。早速行ってみましょう!
人類が登場した旧石器時代から明治時代までの歴史をたどり、一番奥に進むと建物らしき姿が見えてきます。
目の前に立つと、思わず「おぉ……すごい!」と歓声を上げたくなるほどの迫力。それもそのはず、なんと1960年(昭和35年)当時の常盤平団地が実物大で再現されているのです。
再現されているのは約4,800戸のうちのごく一部なのですが、つくりがとてもリアルで、展示の先にも建物が続いているような錯覚を起こしちゃいます。
建物の右側に回ると階段が。はやる気持ちを抑えながら階段を登ると……。とてもノスタルジックな光景が広がっていました!
当時の部屋の様子を細部まで再現したコーナーで、松戸市立博物館の青木さんにお話を伺いました。
「1962年(昭和37年)の2DKを再現しています。この部屋に住む家族は3人。20代の夫婦と1歳のこどもがいる家庭の暮らしを描いているんですよ」
ダイニングキッチンや水洗トイレ、ステンレス製の流し台などを備えた団地は、当時「最新の住宅」として世間の羨望を集めていました。そうした当時の室内を正確に再現できたのは、入居開始時(1960年[昭和35年]~1962年[昭和37年])の居住者協力による聞き取り調査を参考にしたからだそう。
居間では、昭和の番組が白黒のブラウン管テレビに映し出されている徹底ぶり!食器棚にはヴィックスのど飴がさりげなく置かれていたり、寝室にはベビーベッドやおもちゃが置かれていたりと、本当に人が住んでいるかのようです。誰かのお宅にこっそりお邪魔している気分になってドキドキしちゃいます。
ちなみに居間のテーブルにはスイカのレプリカが置かれていたのですが、展示するものは季節に合わせて変えているそうですよ。リアリティの追求がすごい!
建物の外も手が込んでいます。階段の脇には、今では見られなくなったダストシュートの取り出し口が再現されており、そのすぐそばにはレトロなスズキのバイクが展示されています。どこをとって見ても、当時の人々の生活を垣間見ることができますね。
ただし「2026年1月から休館に入ります」とのこと。全面リニューアルのため、今の形で松戸市立博物館を楽しめる期間は4カ月ほどしかありません。興味を持った方は、ぜひ早めにお出かけくださいね!
松戸市立博物館は、大人もこどもも昔の松戸市にタイムスリップできる、素敵なお出かけスポットでした。
※営業時間や施設利用料金などの詳細は「松戸市立博物館」の公式ホームページ(https://www.city.matsudo.chiba.jp/m_muse/)をご確認ください。
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