営業時間
専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00
※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~23:00(日祝は10:00~22:00)
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。
本館 高島屋:午前10時30分~午後7時30分
S館3階 高島屋 化粧品・ファッション:午前10時~午後8時
S館6階 高島屋 ベビー・こども服:午前10時~午後7時30分
※一部営業時間の異なる売場がございます。
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東武アーバンパークライン野田市駅から徒歩約3分、キッコーマン食品野田工場(野田市野田110)を訪れました。
こちらでは、コロナ禍で休館していた「キッコーマンもの知りしょうゆ館」が2023年(令和5年)5月から見学を再開されています(完全予約制)。では、一緒に体験してみましょう!
工場敷地内に入ってまず目を惹くのは、大きなキッコーマンマークがついた12本の巨大なサイロ!
こちらは「原料サイロ」という設備で、原料の小麦・大豆を貯蔵しています。高さは23メートル(マンション7~8階分くらいの高さ!)で、1本におよそ300トンの原料が入っているそうです。気分が上がりますね♪
大きなお箸としょうゆ小皿のイラストが施されたドアを開けて、いよいよ「キッコーマンもの知りしょうゆ館」の中へ。ガイドの秋山さんとスタッフの出口さんにご案内いただきます。
見学再開にあわせてリニューアルされたという館内は、とても明るく開放的。展示はもちろん、各種設備も整っており、さすがです!
まずは収容人数約100名の映像ホールで、しょうゆの製造工程やしょうゆのヒミツについて約15分の映像で学びます。
しょうゆの原料は昔から変わらず大豆、小麦、食塩の3つだけ! それらが様々な微生物の活動によってしょうゆへと変わるのです。
なかでも最も大切な働きをするのが麹菌。キッコーマンが受け継ぎ育ててきた麹菌の1つ「キッコーマン菌」の映像もあり、その愛らしく、まるでお花の様な姿に驚きです。
続いて、しょうゆが出来るまでの工程をガイド秋山さんの説明で巡ります。
しょうゆ麹をつくる「製麹(せいきく)」や、もろみを搾る「圧搾(あっさく)」などの工程は迫力ある工場設備を窓から見学できて、人気のスポットだとか。
「初期」「発酵期」「熟成期」のもろみを設置し、色と香りをくらべることができたり、もろみを搾るナイロン製の濾布(ろふ)に触らせてもらったり、「知らなかった~」「なるほど~」の連続です。
約1時間の「もの知りしょうゆ館」の次は、お堀に囲まれた御用醤油醸造所(通称『御用蔵』)へ。赤い橋を渡って、昔からのしょうゆづくりの世界にタイムスリップです♪
御用蔵は宮内省(現・宮内庁)にお納めするしょうゆの専用醸造所です。
1939年(昭和14年)に江戸川沿い(千葉県野田市中野台)に建設されたものを老朽化による大改修で、70年の節目に移築したそうです。しょうゆを仕込む木桶、屋根の小屋組み、屋根瓦、石垣、門などは移築前のものを使用し、原形に近い形で再現。伝統的なしょうゆ醸造技術、御用蔵建設当時の道具や装置を保存・展示しています。
御用蔵では現在でも宮内庁にお納めするしょうゆを醸造しており、杉の木桶にもろみを入れ、エアコンを使わない仕込室で自然の気候のなか、じっくり、ゆっくり、1年かけて発酵・熟成させています。
見学にはアジア、アメリカ、ヨーロッパなどの外国人観光客のお客様も増えているそうです。世界100カ国以上で親しまれているキッコーマンしょうゆならでは、ですね。
おとなも大満足の内容に小学生でも楽しめる工夫が見られ、様々な魅力が盛りだくさん!
しょうゆのまちの、とても素敵なジモトスポットでした。
※「亀甲萬本店 御用蔵」はもの知りしょうゆ館売店でも販売(見学者のみ入店可)
※工場見学の詳細については、キッコーマンのホームページをご覧ください。
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