2025年6月3日（火）UP

四季折々の美しい景色を楽しめる、「あけぼの山農業公園」を訪れました（柏市布施2005-2）。

「あけぼの山農業公園」は、JR我孫子駅北口からバスで約15分の場所にあります。
市民との交流・共生を通じた農業振興・農業活性化を目的に、1994年（平成6年）に開設されました。
約24ha（あけぼの山公園を含む）の広大な敷地に、大規模な花畑や芝生広場、日本庭園などが分布しています。

「あけぼの山農業公園」のシンボルといえば、異国情緒あふれる大きな風車！この日も青空のもと、堂々とした佇まいで来園者を出迎えてくれました。風車前の池では白色やピンク色のスイレンが咲き始めており、水の上に浮かぶ可憐な姿に、思わずうっとりしてしまいます。

その先には赤色に染まっている華やかな一帯が。今回のお目当て、ポピー畑です。早速行ってみましょう♪

ワクワクしながら歩みを進めると「わぁ！すごい！」と歓声をあげたくなるほどの圧巻の光景が広がっていました。まるで一面が真っ赤な絨毯のようです。

あけぼの山農業公園の佐伯さんにお話を伺いました。
「1ヘクタールの花畑に咲いているポピーは、シャーレーポピーという品種です。開花を楽しみにされている方が多く、お問い合わせもたくさんいただいています。現在は8分咲きでほぼ満開（5月15日時点）。24、25日ごろには見頃が終わりとなりそうです」

気温が高く、数日で一気に開花が進んだのだとか。順調な生育ぶりを聞き微笑ましい気持ちになりますが、こんな心配もあるようです。

「ポピーは草丈が70〜80センチと高く、雨風に弱いんです。横倒しになってしまう場合があるので、見頃が終わるまで強風が吹かないことを祈っています……」と胸中を明かしてくれました。
「できるだけ早めにお出かけいただいたほうが、元気でキレイなポピーを堪能できると思います」とのことです。

花の名所として知られるように、園内には四季を通して色とりどりの花々が咲き誇ります。間もなくヒマワリの種まきがおこなわれ、コスモスの準備も始まるそう。

「季節のお花が植えられた園路の花壇をご覧いただきながら、木漏れ日が差し込む園内の散策をお楽しみください。あけぼの山公園には日本庭園もありますので、ゆっくりと景色を眺めながら歩くのもおすすめですよ」

週末を中心にイベントも開催中。6月はメダカフェスティバル、ほたる鑑賞会、紙すき体験などが予定されているので、家族でのお出かけにピッタリではないでしょうか♪
無料の駐車場も8カ所あり、気軽にアクセスできますね。

あけぼの山農業公園は、五感を使って自然を満喫できる素敵なお出かけスポットでした。

※開園日や休園日、イベント情報など、施設の詳細は「あけぼの山農業公園」の公式ホームページ（https://akebonoyama-nougyoukouen.jp/）をご確認ください。