営業時間
専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00
※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~22:00
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。
2025年1月1日(水・祝)・2日(木)は全館休業
〇本館 高島屋 午前10時30分~午後7時30分
〇S館3階 高島屋 午前10時~午後8時、S館6階 高島屋 午前10時~午後7時30分
※一部営業時間の異なる売場がございます。
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実りの秋を迎え、色々なフルーツが出回る季節になりました♪
柏近隣では、近年キウイフルーツの栽培をされる農家さんが増えており、この時期、旬を迎えます。
キウイフルーツはマタタビ科マタタビ属、雌雄異株の落葉蔓性植物の果実。中国が原産地といわれ、その後ニュージーランドで栽培が開始され、世界各国で食べられています。
日本では、1970年代から愛媛県のミカン農家の転作作物として全国に広まり、今では生産地域ごとにオリジナルの品種が開発されるなど、多くの地域で栽培されるようになりました。
松戸市の観光農園・野口農園はもうすぐ100年を迎える代々の農家さん。
野菜栽培から梨栽培に転身、その後、約30年前に「香緑」という品種のキウイの木を譲り受けて以来、キウイフルーツの栽培も挑戦してみようと定植されたそうです。今は跡継ぎの若いご夫婦が奮闘中!
野口農園では、甘みと酸味のバランスが良く、みんなに好まれる最も代表的な品種「ヘイワード」のほか、グリーンキウイよりも酸味が弱く甘みが強い黄色い果肉の「ゴールド」、香川県で開発された緑色が鮮やかで甘い品種「香緑」の3品種を栽培されています。
どれも鶏卵よりもはるかに大きい実で、びっくり!!
形はそれぞれに特徴があり、香緑は俵型をしています。俵型のキウイ、初めて見ました!
若奥様の野口サイリアさんにお話を伺いました。
「11月の初めから12月中旬がキウイフルーツの収穫時期です。朝晩と日中の気温差が大きくなってくると、そろそろキウイの収穫時期だなぁ、と注意して観察するようにしています」
収穫後は1週間ほど追熟させてから食べるキウイですが、ゴールドキウイの場合、収穫時は糖度8%ほどなのが追熟後には約15%にもなるそうです!
サイリアさんのおすすめの食べ方は?
「うーん…やっぱりそのまま生で食べること!」
皮の下が一番甘いので、薄~く皮をむくことがポイントだそうですよ。
蔓性の枝の誘引や剪定作業、花粉を採っての受粉作業など、育てやすいというキウイでもやることはたくさん。
実にはほとんど虫が付かないそうですが、キウイの葉を好んで食べる虫がいるんですって!こんなにゴワゴワして硬いのに?
まさに「タデ食う虫も好き好き」といったところですね。
野口農園では「自然を感じ続けられる農園」を目指し、収穫体験を大切にしていらっしゃいます。キウイの収穫体験は大人気で、すぐに予約で埋まってしまうそうです。
「キウイ狩りにいらしたら、サプライズでほかのフルーツ狩りも出来るかも♪」とのこと、そういえば、たわわに実った柿や大きなみかんもありました!
「今までは梨を中心に栽培していましたが、今後はブドウも増やしていこうと思っています。小さな農園ですが、これからも味で勝負!いつ来ても色々なフルーツがある楽しい農園にしていきたいです」とサイリアさん。
農園経営に必要なあれこれを民間企業で勉強してから就農された若いご夫婦。住宅街に隣接する身近な農園、今後どう進化していくのか、楽しみですね。
取材・撮影協力 野口農園(松戸市六実3-51-1)
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