営業時間

営業時間

専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00

※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~22:00
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。

2025年1月1日(水・祝)・2日(木)は全館休業

〇本館 高島屋 午前10時30分~午後7時30分
〇S館3階 高島屋 午前10時~午後8時、S館6階 高島屋 午前10時~午後7時30分  

※一部営業時間の異なる売場がございます。

カシまっぷ

ステモの公式SNSで紹介している"柏周辺のジモトスポット"を、まとめてご覧ください♪

ちょっと素敵なジモトスポット
アートラインかしわ2024

※サムネイルをクリックしていただくと、大きい画像をご覧いただけます。

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2024年11月11日(月)UP

柏駅周辺を中心に、毎年秋に開催されるアートプロジェクト「アートラインかしわ」。
19回目を迎える今年のテーマは「n次元」。10月11日(金)~11月10日(日)までの1カ月間、約40のプログラムが街なかで展開されます。

今年のメインアーティストは立体作家が2人、作品はすべて柏駅近くに展示されています。
その1人・野畑常義さんは、建築資材や古紙、接着剤などを独自にブレンドした強靱な粘土(メディウム)で立体作品を制作するアーティスト。4カ所に作品が展示されています。
もう1人は柏市出身で、現在も柏市に在住の勝川東さん。新進気鋭の若手折り紙作家です。2つの場所に折り紙の技法による作品を展示されています。
今年はどんな作品に出会えるかな。さあ、一緒にアート巡りに行きましょう♪

まずは、柏高島屋ステーションモール新館11F 専門店 BeARIKA(ビーアリカ)に新たにオープンしたギャラリーへ。わぁ、林のように細い柱が立っている中に2つの作品が。
野畑常義さんの作品「名前のない頭部2023、2024」です。黒と白の高さのある作品を静かに見つめていると、何かを語りかけてくるよう。古代的ともいえる雰囲気に最初は圧を感じましたが、だんだん愛嬌がある表情に見えてきましたよ。なんとも不思議な魅力!

続いて、柏髙島屋ステーションモールS館4F 専門店 エスカレーター横にある、野畑さんの新作「月の丘」へ。細い手足、寄り添いながらも、向いている方向は互い違い。「人間だった頃の記憶を持っているような、未来の意識」をイメージされたそうで、まるでSF世界の住人のよう。ぐるりと全方向から鑑賞してみてください。

お次はアートラインのポスターが掲示される柏駅コンコースを通って、柏駅東口へ。

柏マルイ3Fのショーウィンドウ内には勝川東さん作「coordinates」が。あるものを色々な表現で表したそうです。面白いなぁ。あなたには一体何に見えますか?
勝川さんがイメージしたものとは…最後にお知らせします!

そして、柏二番街アーケードに向かいます。頭上を見上げると…金属のチタンを折った鶴「crane to see another」が。
お馴染みの鶴とちょっと異なるのは、左右の形が違うこと。赤いロープが結ばれているのは、街との繋がりの象徴だそう。

柏モディ広場では、2階テラスから青い大きな鳥がひょっこり顔を出しています。なんだかカワイイ!作品に会いに2Fテラスへ。
いましたよ、野畑さん作「Night Walker」。「夢を見る時間と関係した作品」とのこと。緑の中に置かれた鳥さんは、何を夢見る?そして、私は…。

最後はkamonかしわインフォメーションセンターへ。こちらでは野畑さんの新作「満月」が展示されています。
未来のコミュニケーションはどんな形になるんだろう、と考えながら作られたそうです。なんとも儚く、愛おしくなるような雰囲気を持った作品。頭の上に生えているきのこのようなものは何?未来のアンテナ?

駅近で約1時間のアート散歩。美術館を持たない柏の街ですが、街なかを背景としてアートを観るのも楽しいものです。
いつもの街がアートの力で素敵なスポットになりました。

※「coordinates」は勝川さんが大好きだという「ヤモリ」をベースにしているそうです。
※展示の詳細は「アートラインかしわ2024」のホームページをご覧ください。
※「アートラインかしわ2024」は11月10日(日)を以って終了いたしました。