営業時間
専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00
※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~22:00
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。
〇本館 高島屋 午前10時30分~午後7時30分
〇S館3階 高島屋 午前10時~午後8時、S館6階 高島屋 午前10時~午後7時30分
※一部営業時間の異なる売場がございます。
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柏髙島屋ステーションモールのある柏駅西口から車で約25分。利根川下流唯一の渡し船となった「小堀(おおほり)の渡し」を訪れました。
「小堀の渡し」とは、取手市の利根川両岸を結ぶ渡し船です。1907年(明治40年)から1920年(大正9年)までの河川の大改修工事で分断された小堀(おおほり)地区と取手市内を結ぶため設置された渡船で、1914年(大正3年)に運航開始。通勤・通学など日常の足として使われていました。
その後、その役割はバスが務めるようになり、今では誰もが乗船できる観光船となっています。「小堀」「取手緑地運動公園駐車場前」「取手ふれあい桟橋」の3点間を結び、1日7便の定期運行で、予約も不要♪
今回は「取手緑地運動公園駐車場前」から乗ってみることに。
静かな桟橋では、聞こえてくるのは鳥のさえずりと虫の声だけ。ゆったりと流れる川面を渡る風が心地いい。
あ、船が見えてきました!とりで号です!とてもカラフルでかわいいなぁ♪
この船体色は東京藝術大学学長の日比野克彦氏が市の鳥・カワセミにちなみ、水面に映ったときの輝きをイメージしてデザインされたものだそう。
船が桟橋に到着すると、船長の栗林さんがひょいひょいと桟橋に飛び降り、てきぱきとロープで船を係留します。
その手さばきの見事さに思わず見とれていると、「子どもがよく見ていて、家に帰ってから掃除機のホースでロープワークの真似をする、って話も聞きますよ。さあ、どうぞお乗りください♪」と笑顔の船長さん。
とりで号は長さ9.95m、幅3.00m、乗船人数12名のアルミ船。眺めの良いフライングデッキがあるほか、客室はなんと冷暖房完備で、快適そのもの。驚きました!
「船が出るぞ~」とサービス精神いっぱいの船長さんの合図でいよいよ出発!
「魚群探知機を使って、川の深さを見ます。今日は2.7mくらいかな」と船長さん。日によって深さが変わる川、そこでいかに安全に航行するかが腕の見せ所。 7ノット(時速約10km)で上流に向かって進みます。
程なく次の船着き場「取手ふれあい桟橋」に到着。常磐線の鉄橋を見上げながら、ここからは利根川を下ります。
広々とした川幅、青空に浮かぶ白い雲、気持ちの良い風。船は揺れも少なく、安心です。あ、大きな魚が跳ねた!
「ボラやハクレンがよく跳ねてます。船に飛び込んでくることもあるんですよ!」と船長さん。
15分ほどで「小堀」に到着。「小堀」と書いて「おおほり」と読むのは、利根川の氾濫の際に出来た小さな堀を「おっぽり」と呼んでいたそうで、それがなまって、「おおほり」になったと言われています。
小堀の船着き場から見る利根川は一番の景色!木陰でのんびりすれば、まるで秘密のリゾートです。
「都会から離れて『なにもない』を楽しんでもらえたら」と船長さん。
冬には川霧が沸き立つ幻想的な姿も見られるそう。わぁ、ステキ、また乗らなくては!
ひと休みした後は、また10分ほどで出発した船着き場に到着。1周約50分のミニクルーズで、すっかり心の洗濯をさせていただきました。 自転車もペットも乗せられて、小堀の渡しミニツアー(完全予約制)もあるなど、楽しみ方は色々。利根川に癒やされる、とても素敵なスポットでした。
※運休日:毎週水曜日、年末年始(12月29日から1月3日まで)
※運航している時は、各船着き場に「運航中」の幟旗が揚がっています。
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