営業時間
専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00
※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~23:00(日祝は10:00~22:00)
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。
本館 高島屋:午前10時30分~午後7時30分
S館3階 高島屋 化粧品・ファッション:午前10時~午後8時
S館6階 高島屋 ベビー・こども服:午前10時~午後7時30分
※一部営業時間の異なる売場がございます。
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東武アーバンパークライン野田市駅から徒歩約10分、野田市最古の神社「櫻木神社」(野田市桜台210)を訪れました。青空の下で仰ぎ見る大鳥居、うーん、なんて清々しい♪
櫻木神社の境内地一帯は「桜台遺跡」と呼ばれ、古墳時代(4世紀)前期の遺跡でもあります。祭祀に関係する数々の石製品が出土品していることから、この時代に既にこの地において祭りが行われていたことが裏付けられたそうです。
そのような地に鎮座する櫻木神社の始まりは、平安時代の仁寿元年(851年)に、大化の改新で活躍した藤原鎌足公の子孫・藤原嗣良がこの地に居を移した時、ここに桜の美しい大木があり、その木のもとに神殿を建立したことによる、と伝えられています。
宮司家文書によると、その子孫にあたる藤原則忠氏(髙梨相模守)が祭祀を継承したと伝えられ、現社家はその継承から28代目、初代から31代目に当たるそうです。
御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の四神。開運、商売繁盛、良縁、合格祈願などを願い、多くの方が訪れています。
現存する社家文書によれば、この地は古くには「桜木村」と呼ばれ、後に「桜台村」となり、桜が咲き誇る美しい里だったと考えられています。櫻木神社にはその名の通り、30種類、約400本の桜が植えられており、いつでも桜が咲いているそうです。訪れたこの日は十月桜があちらこちらで可憐な花姿を見せてくれました。
大鳥居をくぐり、小鳥がさえずる緑豊かな参道を進むと、神門が見えてきます。桜の神紋が付いた丸い提灯が可愛いなぁ!お正月を迎える飾り付けが施され、なんだかワクワクします。
神門を入ると、ん?鋭い視線を感じます。おお、威厳ある龍がそこに!ナラ枯れで朽ちた幹回り約3mのコナラの木をチェーンソーアートの栗田宏武氏の手で甦らせた「福龍」です。すくっと立ち上がった龍神の姿、リアルな鱗、約5mの高さから見下ろされる眼光に思わず背筋が伸びます。
立派な拝殿でお参りした後は、境内を拝見いたしましょう。清らかな水が湧く御神水、末社の数々、そして厄を払い、良縁を結ぶスポットが随所にありました。
中でも興味深かったのは「厄災落としの割石」。ケンケンパをしながら、厄玉に悪い気を吹き込み、厄割石にぶつけて厄を祓います。
境内にはかわいいピンクの桜形した絵馬など、桜がデザインされたものがたくさん!また、様々な御朱印が用意されており、現在の御朱印ブームの火付け役になった神社とも言われているんですよ。
「記憶に残る神社でありたいと思っています。どうぞ『幸せな気』をお持ち帰りくださいね」と禰宜の高梨さん。
由緒ある神社でありながら時代の新しい風をも取り込み、老若男女を優しく清めてくださる神社でした。
本年もどうぞ良き一年となりますように。
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