営業時間
専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00
※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~23:00(日祝は10:00~22:00)
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。
本館 高島屋:午前10時30分~午後7時30分
S館3階 高島屋 化粧品・ファッション:午前10時~午後8時
S館6階 高島屋 ベビー・こども服:午前10時~午後7時30分
※一部営業時間の異なる売場がございます。
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香り高く、豪華な大輪の花を咲かせるヤマユリ。美しいヤマユリが咲く東京理科大学ふれあいの杜(野田市鶴奉7番の5地先)を訪れました。
東京理科大学ふれあいの杜(2022年7月20日、野田市と東京理科大学でネーミングライツ契約を締結)は野田市役所の南側に隣接し、日光東往還と国道16号の間に位置する広さ約4.7haの森林です。ヤマユリやキンラン、ギンランなど市内では珍しい植物が自生しており、野田の原風景を残す貴重な平地林として野田市総合計画に基づき保存されています。杜の中には、樹木、野草の生育及び景観を楽しむため、約800mの散策路も整備されています。
アカマツやスギ、コナラなどが育つ杜の中に一歩入ると、車の音がすうっと遠ざかり、蝉時雨がふりそそぎます。強い夏の陽差しを木々が和らげ、杜の香りにほっとするなぁ。
わぁ、見事な花を咲かせたヤマユリが群生しています!風に乗って芳醇な香りも♪ほの暗い杜に白さがひときわ目立つ大輪のヤマユリ、艶やかな姿に惹きつけられます。
ヤマユリは山林に自生する日本を代表する野生ユリの一種で、花は直径20cm以上にもなり、1株に1~10輪ほど咲かせます。花弁には白地に黄色い帯状の筋が入り、えんじ色か紫褐色の細かい斑点が散ります。種から育てて花が咲くまで、なんと5年もかかるとか。品種改良にも広く使われ、多彩な園芸品種を生み出すもとにもなっているそうですよ。
野田市みどりと水のまちづくり課の野島さんにお話を伺いました。
「こちらに自生するヤマユリは約300株にまで減ったこともありましたが、今では約700株までに回復、ここ数年600~700株で落ち着いています。木の枝を剪定して陽の光が入るようにしたり、人に踏み荒らされないようにするなど、杜の力を高める取り組みを続けました。その結果、こんなに回復してくれてとても嬉しいです♪」
ヤマユリは美しく大きな花を咲かせる一方、花の重みで茎が曲がってしまったり、最悪の場合は折れてしまうこともあります。そのため、つぼみを付け始めると、職員の皆さまのほか、東京理科大学の学生さんの協力も得て、1株1株に支柱を立てる保全活動をされているそうです。ヤマユリ愛が伝わってきますね。
ヤマユリのほかにも、目をこらすと黄色いミズヒキやアキノタムラソウなど、様々な可憐な野草が見られました。日光東往還沿いのアジサイの裏には野馬除土手跡も!
「安心して歩ける杜です。交通の便も良いので、どうぞ自然との共生を感じにいらしてください♪」と野島さん。
身近な場所にある心安らぐ素敵な杜、いつまでも大切にしていきたいですね。
※野田市では、2015年(平成27年)「野田市野生動植物の保護に関する条例」を施行し、豊かな自然環境を将来の子ども達に継承することを目的に、道路その他の公共の場に生息しているヤマユリを「採取若しくは損傷してはならない」と定め、保護しています。
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