営業時間

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ちょっと素敵なジモトスポット
諏訪神社

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2023年1月16日(月)UP

新年にあたり、『駒木のおすわさま』と親しまれている諏訪神社(流山市駒木655)を訪れました。

ステモのある柏駅から東武アーバンパークラインで1駅、豊四季駅下車300m。流山県道の東武線踏切の傍で、大きなブロンズの馬が目に付くこちらの森が諏訪神社です。

諏訪神社境内は利根川水系と江戸川水系との分水嶺ともいえる小高い丘にあり、その広さは江戸時代以前に57社を中心として10万坪を超えていたそうです。
また、境内地は諏訪神社遺跡といわれ、縄文後期の石器や、弥生の土器、埴輪なども出土し、近くの台地には貝塚などが数カ所見られるなど、古くから人が住み、相当に開けていたと伝えられています。

諏訪神社の御創建は平安時代のはじめ、大和国から高市皇子の後裔となる部族たちが新天地を求めてこの下総の大堀川のほとりに移住し、田畑を墾き、農業を営んで集落を形成したときに遡ります。
西の都から移住してきた人々は、新しい土地の心のよりどころとして、その東漸の途次、信濃国諏訪大社より御神額をいただいたそうです。これが諏訪神社の創めで、大同2年(807年)のことと古文書に記されています。
平成18年には御鎮座からちょうど1200年を迎えられました。

では、神社に参拝いたしましょう。
県道脇の第一鳥居から第二鳥居へと豊かな森の中の石畳を進みます。『森厳の気がみなぎる』とはこのような場をいうのでしょうか。巨木に見守られ、自ずと襟を正す気持ちになります。

続いて随神門をくぐります。悪霊の侵入を防ぐ門番として普通は随神像が祀られていますが、諏訪神社では神職像が剣と弓矢をもって左右に鎮座されています。

更に第三鳥居をくぐり、神門へと進みます。神門内側には地元の農家さんが稲刈りの最初に奉納された稲(『懸税(かけぢから)』といいます)が掛けられていました。収穫に感謝し、五穀豊穣を祈って、初物をお供えされたのですね。

神域に入り、み手洗でお清めをし、いよいよ本殿にお参りです。
ちなみに、江戸時代には幕府の馬の放牧場が神社に隣接、時には馬が柵を乗り越えて神社の境内に入り込み、手水舎の水を飲んだそうで、水盤の角のひずみにはその時の蹄の跡があるそうです。

また、本殿脇には御神水が湧いており、先年神社が水質検査を専門所に依頼したところ、極めて良質との証明があったそうです。豊かな森の恩恵ですね。

多くの神々が祀られ、信仰を集めているおすわさま。この日は風が強く、寒さが厳しい日でしたが、次々とお参りの方が訪れていました。
皆さまにとりましても、本年も良き一年となりますように。

(※取材・撮影:2022年12月下旬)

info

諏訪神社
所在地
流山市駒木655