営業時間

営業時間

専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00

※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~22:00
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。

本館・S館 (高島屋)
午前10時30分~午後7時30分

カシまっぷ

ステモの公式SNSで紹介している"柏周辺のジモトスポット"を、まとめてご覧ください♪

ちょっと素敵なジモトスポット
手賀沼ふれあいラインに咲くヒマワリ

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2022年8月15日(月)UP

ステモのある柏駅から車で約15分、手賀沼ふれあいラインを走ると、道の両側に黄色く輝くエリアが!一面のヒマワリ畑です!(我孫子市根戸新田船戸付近)

このヒマワリは、2014年度から毎年、NPO法人手賀沼トラストの皆さまの手によって栽培・管理されているものです。今年は道の両側で計5ヶ所、約60a(6,000㎡)に15,000本も植えられたそうですよ!満開のヒマワリは迫力いっぱい、何と見事なことでしょう!!

手賀沼トラストでは、遊休農地の保全や手賀沼周辺の自然と景観を守るため、また市民の皆さまに景観を楽しんでいただくために、春には菜の花、夏には花ハスとヒマワリを根戸新田の遊休農地で栽培されています。

手賀沼トラスト副理事長の桐石さんにお話を伺いました。
「今年は3年ぶりに『ヒマワリ迷路とクイズに挑戦』というイベントを開催出来ました。5月から準備を進め、5月24日にヒマワリの播種をしましたが、手賀沼側は発芽が悪かったため、改めて6月4日に再播種を行いました。それにより今年の手賀沼側の開花は例年より約2週間後ろ倒しの8月となりましたが、無事に咲き揃ってくれて、嬉しく思っています。」

ヒマワリ栽培で大変なことは鳥害(蒔いた種や熟したヒマワリの種を食べられてしまう)対策と雑草取りだそうです。
鳥に種子を食されるのを少しでも防ぐために、播種後には「防鳥糸」を畝に沿って約1,700mも張られたそうです!また除草作業には毎回30~50名のメンバーが参加して、雑草取りに汗を流されたとのこと。
そのようなご苦労があって、今、この美しい景観を楽しませていただけているのですね。

訪れた日、日中は猛暑でも、朝は手賀沼を渡る風が心地よく、とても元気なヒマワリの姿を目にすることが出来ました。
手賀沼や里山を背景に、青空に映える満開のヒマワリ!これぞ夏を代表する風景ですね。
ランニングやお散歩の途中に、思わずスマホを取り出されて撮影される方や、中には望遠レンズで熱心に撮影される方も。
「真剣にヒマワリの写真を撮っている人を見かけた時は、思わず嬉しくなってしまいますね♪」と桐石さん。

花を楽しんだ後は、熟した種を採ってヒマワリ油を搾ります。種採りや乾燥など、ヒマワリ油を搾るのは大変手間のかかる作業だそうですが、今年は栽培面積が増えたので油の量を100リットル位期待しているとのこと!作業時間に応じてメンバーの皆さまに現物支給されるそうですよ。さらっとした高級オイルのヒマワリ油、自らの手で搾ったものは格別でしょうね。

手賀沼トラストは1999年に任意団体として設立、自然と共生する地域の創造を目指し、地域住民や土地所有者の理解と協力を得ながら、手賀沼周辺の樹林地、農地や史跡などを保全すると共に、会員相互の親睦をはかることを目的として活動してこられ、2011年にNPO法人化されました。現在の会員数は300名弱とのこと。
「私達の活動に興味のある方は一緒に活動しませんか。健康にも良いですよ。」

美しい景観の背景には多くの方のご尽力があることを忘れずに、ありがたく楽しませていただきたいものですね。