営業時間
専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00
※オーケーは8:30~21:30 ※こととやは10:00~21:00 ※成城石井は10:00~23:00(日祝は10:00~22:00)
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。
本館 高島屋:午前10時30分~午後7時30分
S館3階 高島屋 化粧品・ファッション:午前10時~午後8時
S館6階 高島屋 ベビー・こども服:午前10時~午後7時30分
※一部営業時間の異なる売場がございます。
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桜の季節が近付くと、何だかそわそわ、ワクワクするものですね。柏にも桜の名所は数々あれど、忘れてならないのが『あけぼの山公園のさくら山(柏市布施1940)』です!
昨今、全国的に桜の老朽化が問題となっていますが、実はあけぼの山公園のさくら山も例外ではありませんでした。そこで柏市では、市内にキャンパスがあり、植物の研究をしている千葉大学と連携して再生事業に取り組み、2022年3月、4年間にわたる「さくら山再生プロジェクト」が終了。ちょうどこの春、「令和のさくら山」として生まれ変わりました。
さくら山にはおよそ350本、5種類の桜(ソメイヨシノ、ジンダイアケボノ、タイリョウザクラ、アーコレード(春と秋の二期咲き)、ヤエベニシダレ(中央にあるシンボルツリー))が植えられています。
あけぼの山農業公園の鈴木さんにお話を伺いました。
「公園には、樹木、植物に詳しいファンの方がたくさんいらっしゃいます。今回、再生プロジェクトの中には伐採もたくさん計画に入っておりましたが、珍しい木や、古木など「切らないでほしい」という声もいただきました。そのような木、全てを残すことはできませんでしたが、様々な状況を考慮し、残すことができた木もあります。」
なるほど、訪れたこの日には、樹齢70年以上のソメイヨシノと新たに植えられたジンダイアケボノが並んで満開となり、美しいグラデーションを見せてくれました。
また、これまでの千葉大学の調査研究により、「さくら山」の起源が江戸時代の中期頃に、時の為政者ではなく地域住民の手により整備され、庶民の間で人気を博していたこと、1970(昭和45年)に柏市の風致公園となるまで、紆余曲折を経ながらも200年以上にわたり維持管理されてきたことが明らかとなってきたそうです! そんな歴史が秘められていたとは!!
今回のプロジェクトではこうして見えてきた昔の姿「桜を山の内からも外からも楽しめる景観」を目標に再生を進められたとのこと。
山の下から見上げるさくら山は桜色に染まって美しく、また日本庭園側から登ると、ちょっと息が切れるほどの高台です。山の上から桜越に見渡す布施弁天、利根川の土手、チューリップ畑などなど、もう惚れ惚れするほどの絶景が眼下に広がります!!江戸時代の人々も、こうしてこの風景を楽しんだのでしょうね。
今回の工事では、造園デザイナー設計による園路や明るい芝生広場も作られました。
「今回二期咲きのサクラやモミジも捕植しました。お花見以外の時期にも足を運んでもらえるさくら山になってほしいと思います。」と鈴木さん。
造園や園芸文化史からの側面だけでなく、地域資源の1つとしても注目を集めるあけぼの山公園さくら山。ルールを守って、これからも素敵な柏のスポットとして大切にしていきたいですね。
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