営業時間

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専門店(S館・新館)10:00~20:00
専門店(S館 2F)フード ストリート 10:00~20:00

※成城石井は22:00 ※こととやは21:00
専門店レストラン 11:00~22:00
※一部、上記営業時間と異なる店舗がございます。
※ラストオーダーは各店にお問い合わせください。

本館・S館 (高島屋)
午前10時30分~午後7時30分

カシまっぷ

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今が旬のジモト野菜 トマト

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2022年1月31日(月)UP

トマトの旬が今?夏の野菜じゃないの?と思われた方もいらっしゃるかも。
どうしてまだ寒い今の時期のトマトが旬なのでしょう。

柏市大井でトマトのハウス栽培を営むこと50年、恩田農園さんにお邪魔して、そのヒミツを伺いました!

「そうなんですよ、トマト生育に湿気は大敵、また強い光が必要なのですが、冬は湿気が少なく、空気が澄んでいて、実は夏よりも太陽の光が強いんです。
加えてハウス内は一日の温度差が大きくて、日中は27~8℃まで上がり、朝晩は最低でも8℃を保つように調整しています。暖かい時間帯にはどんどん成長し、気温が下がると糖分をためて、これで、美味しいトマトが出来るんですね。」
と園主の好市さん。

現在、農園を中心になって担うご子息の実さんにハウスをご案内いただきました♪
恩田農園さんでは土での栽培にこだわり、消毒ではなく、微生物の力を借りながら美味しいトマトを作る工夫を重ねているとのこと。
とてもきれいに管理されていて、トマトの花も、赤ちゃんトマトから収穫間際のトマトまで、元気いっぱいに育っています。枯れた葉もきちんと片付けることで、病気防止にもつながるそうです。

毎年、いかに土の健康を保つか、土からの病気との戦いだそうですが、今年はとても出来が良く、大きいトマトの2倍以上、1個500gを超えるトマトも出来たとか!!
美味しいトマトが出来るまでにはたくさんのご苦労があるのですね。

家族経営の恩田農園さんでは、午後は家族そろって出荷作業です。
作業場では甘酸っぱい、トマトのい~い香りが♪
「ああ、それはこのストーブで作っているトマトソースの香りよ。」とお母さん。
割れてしまったトマトや、ちょっとした傷で出荷できないトマトを水も加えずにストーブでコトコトと煮ていくそうです。
味見をさせていただいたところ、わぁ、なんて美味しい♪何も加えていないのに、香り高く滋味豊かなスープです!今夜はこのソースでカレーを作るのだとか。農家さんならではの贅沢ですね!

恩田農園さんのトマトは、直売所への出荷が中心とのこと。
「うちの自慢は、肌のきれいなトマトしか出さないことかな。勿論、完熟で出していますしね。そうそう、気温の低い時期は冷蔵庫に入れないで、新聞等に包んで涼しいところに置いてくださいね。断然日持ちしますよ!」
生でそのままでも美味しいトマトですが、スープやカレーは勿論、和風におでんやお鍋に入れたり、半分に切ってソテーするなど、加熱調理でより一層旨味・甘みが増して、美味しくいただけます。
まだまだ寒い日が続きますが、美味しい地元のトマトをいただいて、元気に乗り越えたいですね♪

取材・撮影協力 恩田農園(柏市大井)